子供が産まれて、初めての行事でもあるお七夜。お七夜には一体どんなことをするのでしょうか?子供が産まれて大変な時期ではありますが、料理や場所についても気になりますよね。
お七夜のお祝いの仕方やマナーについてご紹介します。
お七夜の基本情報
まずはお七夜の基本情報からご紹介します。お七夜とは、子供が産まれてから7日たった日の夜のことを指しています。この日に名前を発表したり、お祝いの食事をしたりします。
お七夜の昔からのルールとしては、父方の祖父が主催して母方の家族や両家の親戚を招いてお祝いする日だといわれていました。昔はこういったルールをしっかりと守って行っていたのですが、最近ではそういったことよりも夫婦だけでお祝いするようなケースが増えてきているようです。
最近のお七夜に関しては、家族と一緒に住んでいないような夫婦も増えてきているので、お祝いする場合は、両家の親を家に招いて食事を一緒にするようなケースもあります。子供にとっては大切な初めてのイベントなので、できるだけ行ってあげるようにしましょう。
お七夜の料理とは
お七夜の料理というと、基本的に祝い膳になります。子供が誕生したことを祝うめでたい行事なので、食事の内容もめでたいものを用意する必要があります。
一般的に良いとされているのが、タイや赤飯、お刺身などです。またお寿司でお祝いするというのも良いでしょう。特にこれを出さなくてはいけないという決まりは、ほとんどありません。
お祝い事にふさわしい料理であれば、十分になります。さらに出産を終えたママにとっては、料理の準備を行うというのはあまりにも大変です。夫婦だけで行う場合でも、なるべく自分で作るのではなく出前を取って食べることができるものや、持ち帰りができるようなものを用意した方が良いでしょう。
里帰りして行いたいという場合は、それでも良いですが、生まれたばかりの赤ちゃんの長距離移動は良くないので、家族に来てもらいましょう。そして、ご飯の準備か赤ちゃんの面倒を手伝ってもらいながら用意していくと良いでしょう。
命名式とは
お七夜といえば、料理だけではなく命名式というものも存在します。これはみんなが揃っている所で、子供の名前を発表するという儀式になります。子供の名前というのは法律上では14日以内に決めて役所に出生届を提出するということが決められています。
だからこそ、このお七夜の日までに子供の名前をしっかりと決めておくという意味でも、このタイミングで命名式を行うのが昔からの決まりのようです。
命名式には、命名書に子供の名前を書きます。この命名書に関しては最近ではお店で販売されているので、それを利用するようにしましょう。
命名書ではなくても、最近では名前と手形や足形を残すようなフランクな命名式もあります。子供の今を残す記念としても、色紙に残すという方法もあります。
お七夜というのは、決まりごとがいくつかありましたが、最近ではそれぞれの形で祝うということが主流になっています。子供が産まれたことを祝い、子供の名前を決定する日と設定するだけで、他のやり方については自由です。
出産後でママも赤ちゃんも大変な時期だと思うので、自分の体と相談しながら考えていくようにしましょう。
お七夜はそれぞれの形で
お七夜についてご紹介しました。お七夜というと昔ながらのイメージがあるという人もいるかもしれませんが、最近ではフランクな形でお祝いをしているという人が多いようです。
子供とママの体調を考えながら、自分達が最も良いと思う方法でお祝いをしてあげてくださいね。