子供はいつからやきもちをやく?パパや兄弟に嫉妬する赤ちゃんの心理

普段の生活でお父さんとお母さんが会話をしたり、赤ちゃんの兄弟のお世話をすることは当たり前ですが、そんな時に赤ちゃんが泣いて抱っこをせがんできたりすること、ありませんか?

また、お母さんが他人の赤ちゃんを抱っこしたりあやしていたりする時も、ぐずり出すこともあるかと思います。いわゆる「やきもち」ですが、2、3歳の子供がお母さんにやきもちを妬くならまだしも、赤ちゃんまでやきもちを妬くのは何故なのでしょうか?今回は、赤ちゃんがやきもちを妬く理由と対処法を紹介します。

赤ちゃんがやきもちを妬くのはいつから?

いくら赤ちゃんといっても、新生児の頃や、生まれて数ヶ月の間は、やきもちを妬くことは少ないです。この時期に泣くのはお腹が空いた、かまってほしいなどの欲求を満たして欲しいため。では、いつから明らかなやきもちとして泣いたりグズったりし始めるのでしょうか?

月齢としては、だいたい生後6ヶ月〜1歳の間くらいからとなります。個人差があるため幅が広いですが、自分と他人の区別が出来るようになり始める時期がこの頃だからです。

やきもちの他に、後追いや人見知りもこの時期から始まったりしますね。自分と他人、信頼してるお母さんの区別がついて来たからというのが理由で、成長の証ともいえますね!

赤ちゃんがやきもちを妬く心理

子供だったり大人でも、色々な場面でやきもちを妬くことはよくある事ですが、何故赤ちゃんという、こんな小さい頃からやきもちを妬くのでしょうか?それは赤ちゃんにとって、お母さんという存在が絶対的で、もっとも信頼している人だからこそです。

赤ちゃんは生まれた時から人にお世話をしてもらわないと生きていけませんね。そのために、泣いて欲求を訴えます。

その訴えに答えてくれるのはだいたいがお母さんであり、お母さんは自分のしてほしいことを理解して満たしてくれる。このことの繰り返しで信頼関係ができて来ます。

最初の頃は、自分とお母さんは一心同体と思っていますが、徐々に自分とお母さんは別人なんだと理解していきます。それと同時に、もっとお母さんにかまって欲しいなどの欲求も現れるようになります。

そんな絶対的な存在のお母さんが、自分以外の人と仲良くしたり、話したりしていると、私たち大人が想像も出来ないくらいのショックを感じてしまうんですね。

お母さんが取られちゃう!という不安が出て来てしまいます。これは、いつも一緒に暮らしているお父さんだろうと兄弟だろうと関係無くです。そのために、自分に向いてほしいためにやきもちを妬き、泣いたりするわけです。

我が子も同じようなことがありました。お父さんに対してもですが、お兄ちゃんに対して対抗心を燃やすではないですが、やきもちを妬いたり、私が他の赤ちゃんを抱っこしてニコニコしていたら、不安そうな顔で泣き出したり…。

私たちからしたら、取られちゃうなんて大袈裟な…と思うようなことでも、赤ちゃんからしたら相当ショックなことなんですね。

赤ちゃんがやきもちを妬いたときの対処法

なるべくは赤ちゃんを不安にさせたくないですが、そうはいかない時だって多々ありますよね!特にお父さんとの会話や兄弟のお世話をしない訳にはいかないですよね。

もし赤ちゃんがやきもちを妬いたら、まずは抱っこしてあげて膝の上などで落ち着かせたり、頭などを撫でてあげて安心させてあげましょう。

赤ちゃんはスキンシップが大好き。スキンシップすることで安心感を得て、不安が無くなります。また、抱っこする時などに、話しかけてあげることも大事です。

「不安になっちゃったね〜」「大丈夫だよ〜」などと、話しかけてあげましょう。言葉は分からなくても、話し方や声色、雰囲気で感じ取ってくれますよ。

あとは、赤ちゃんにお母さん以外の人と関わる機会を与えるのも、やきもちを妬く頻度を減らす方法です。基本的に赤ちゃんは、お母さんと一緒にいることが多いので、そうなるとやきもちは勿論、人見知りも多くなります。

他人と関わる機会が多ければ、赤ちゃんにとってそれが当たり前となり、やきもちの回数も減ってきますよ!

あたたかく見守って

最初は赤ちゃんがやきもちを妬くなんてとビックリするかもしれませんが、成長している証拠です!スキンシップや他人との関わりをもつようにして、あたたかく見守っていきましょうね!