赤ちゃんが舌打ちした!その理由は?

何をしても可愛い赤ちゃん。目に入れても痛くないくらい可愛いと思うお母さんは多いはず。そんな可愛い赤ちゃんが、いきなり舌打ちをした!

大人だと、舌打ちはイライラした時などにするものなので、初めて舌打ちを聞いたらショックだったりしますよね…。でも、赤ちゃんの場合は、イライラしているわけではなくて、別な理由がちゃんとあるので安心してくださいね♪今回は、赤ちゃんの舌打ちについて紹介します!

赤ちゃんが舌打ちをする時期はいつから?

生まれてからの赤ちゃんは、最初は無意識に口に運ばれたものを吸ったり押し出したりという原始反射によって口や舌を動かしますが、だんだんと自分の意思で動かせるようになります。

しかし自分の意思で動かせるようになっても、最初は舌の出し入れや、口の周りを舐めるなどの簡単な動きしか出来ません。そのため、舌打ちをするようになるのは、生後4ヶ月〜5ヶ月頃となります。

舌打ちの理由:お腹が空いている、クセになっている

赤ちゃんは生まれてから離乳食が始まるまではずっと、母乳やミルクだけを飲んでいます。この頃の赤ちゃんは、お腹がすくと口をおっぱいに吸い付く形にして「チュッチュ」と音を鳴らしたりします。

離乳食が始まってもお腹がすくと口を鳴らすことがあるため、舌打ちをしているように聞こえたりします。

舌打ちの理由:遊んでいる

赤ちゃんは、生まれてから色々なことを試しながら覚えていきます。自分の手足でさえ、口に運んで舐めたりして存在を知ったり、物を掴んでみて指を動かす練習をしたり。

もちろん、口の動作も、声を出したり舌を動かして覚えていきます。そのため、舌打ちをしているかのように感じてしまったりします。

でも、赤ちゃんからしたら、遊んでいるだけだったりするんですね!特に舌打ちは音が出るので、赤ちゃん自身も楽しいのかもしれません♪

舌打ちの理由:真似をしている

赤ちゃんは実は、生まれた頃から大人の真似をします。新生児模倣、社会的微笑と言ったりしますが、親が口を開ければ赤ちゃんも少し口を開けたり、親が笑えば赤ちゃんも微笑んだり。意外ですが真似しているんです。

ただ最初は真似をしようと頑張っても、脳への伝達が上手じゃないため、真似がうまくできません。しかし、うまく真似できなくてもチャレンジしようとするので、舌打ちも、親が口や舌を鳴らしたのを真似している場合があります。

ちなみに、生後8ヶ月くらいになると真似も上手になるので、舌打ちの音の種類も増えたりしますよ!

舌打ちの理由:ミルクが上手に飲めていない

これは新生児などの低月齢期ですが、もともと赤ちゃんは、生まれながらに乳首をくわえて吸うという動作が出来るのが当たり前です。しかし、なかには上手にくわえられていない、吸えていない赤ちゃんもいます。その時に、音が出ていて舌打ちに聞こえたりもします。

もし上手に飲めていなさそうだったら、軽く頭を押し付けてあげたり、お母さんの姿勢を正したり、クッションなど使ってあげたりと、上手に飲めるように工夫してみてあげてください。

だんだん減ってくるから見守って

いかがでしょうか?大人だと嫌な動作である舌打ちですが、赤ちゃんの場合は成長の過程であったりします。色々赤ちゃんも学びながら成長します♪

お母さんによっては舌打ちが気になって辞めさせたい気持ちになったりするかもしれませんが、段々とおしゃべりし始める頃には舌打ちもしなくなります。それまではあたたかく見守っていきましょう!