いつから?毎日させるべき?時間帯は?赤ちゃんの外気浴の効果について

赤ちゃんがだんだんと大きくなってくると、どれくらいで外に出させた方が良いのか気になりますよね。赤ちゃんにとって外の空気を浴びるということは、成長にとっても良い事ですし、ママにとっても気分転換になります。

赤ちゃんの外気浴の頻度や効果など、外気浴について詳しくご紹介します。

外気浴の効果

外気浴とは、赤ちゃんに外の空気を感じさせることを言います。外気浴というのは、散歩の前の段階で行うもので、散歩とは全く別物になるので注意が必要です。よく小さい頃から外の空気を浴びせようと思い、まだ生まれて間もない赤ちゃんを散歩させているママがいますが、実はそれはあまりよくないのです。

赤ちゃんにはまだ免疫というものが備わっていません。いきなり外出して外の空気に触れさせると抵抗力がないので危険なのです。外の空気に段々と慣れさせるという意味で、外気浴というものをおすすめしています。

外気浴というのは、外出するのではなく家のベランダや庭を使って行います。外気浴を行うことで、子供は昼と夜の区別がだんだんとつくようになってきます。昼夜の判別ができるようになると、赤ちゃんの生活リズムが整うようになります。

さらに外気浴というのは、赤ちゃんにとってもママにとっても気分転換になります。赤ちゃんと同様に中々外出する機会がないママにとっては、外気浴だけでも気分転換の1つになるのです。

外気浴のやり方

外気浴のやり方は、自宅の窓やベランダを開けてある程度外の空気を感じることができるような状態を作り出します。直接日光を当てることは、紫外線による影響を考えるとあまりしない方が良いとされています。

産後すぐから1ヶ月くらいの頃に、外気浴をさせてあげることで、外の空気に早めになれることができるはずです。

時間としては10分~15分程度でOKです。この時赤ちゃんとコミュニケーションをとりながら行うことで、ママと赤ちゃんの信頼が強くなりますよ。

これに慣れてきたころには、少しだけ自宅の外へと出てみましょう。これも時間としては10分程度でOKです。散歩とは違って外気浴なので、なるべく家の周りだけで済ますようにして、少ししたら家の中に入るようにしましょう。

生後3ヶ月くらいになったら、少しずつ外出するようにしましょう。自宅以外でも15分~20分程度の距離を散歩してみましょう。こうして慣れさせていくことで、今後の公園デビューがスムーズになりますよ。

外気浴の注意点

外気浴をする上での注意点は、まずは時間帯です。基本的に外気浴をするのは夕方の日が下りてからにするようにしましょう。あまりにも太陽がまぶしい時間帯は紫外線対策をしなくてはいけなくなるので、夜の日が下りた時間帯で、まだあたりが明るい頃を狙って、外気浴を行うようにしましょう。

外気浴の頻度というものは決まってはいませんが、赤ちゃんの体調を見ながら行っていきましょう。赤ちゃんが機嫌のいい時は外気浴を行ってあげるようにすると良いでしょう。

外気浴は季節によっては暑さや寒さを感じてしまうこともあります。赤ちゃんの体調に合わせて外気浴を行う必要があるので、寒さや暑さの対策はしっかりと行ったうえで外気浴を行うようにしましょう。

外気浴は公園デビューの下準備

赤ちゃんの外気浴についてご紹介しました。赤ちゃんのことをはじめから公園に散歩しているママもいますが、それはあまり良いとは言えません。

しっかり段階を踏んで慣れさせてから散歩のステップに進んでいくようにしましょう。赤ちゃんの体調を考慮しながら、ぜひ積極的に行ってみてくださいね。