みなさん小さな頃にお気に入りのぬいぐるみはありましたか?1歳7か月になる双子の息子たちはそれぞれお気に入りのぬいぐるみがあり、出かけるよと言うと自分で探して必ず連れてきます。
ある日鼻風邪で耳鼻科に行ったときもしっかりぬいぐるみを抱えて行ったのですが、先生にぬいぐるみはダニやハウスダスト、よだれや汗、皮脂などで汚れやすく特にダニは鼻炎や喘息のアレルギーの原因になることもあるからなるべく清潔を保ってあげて、と言われました。
確かに常に一緒にいるぬいぐるみはできる限りきれいな状態を保ってあげたいですよね。そこでこれからぬいぐるみの洗濯についてのポイントをお伝えしていきます。
洗濯表示を確認する
まず最初に洗えるのか洗濯表示を確認します。ポリエステル製などのほとんどのぬいぐるみは洗濯しても大丈夫ですが、表示がなくて洗濯方法に悩む場合はメーカーに問い合わせてください。素材によっては色落ちしたり、水洗いNGの場合もあるので、その場合はクリーニング店に相談しましょう。
自宅で洗える場合でも、型崩れをしてしまったり素材が傷むのは嫌だと言う方もクリーニング店にお願いした方がいいでしょう。
洗濯機で洗う場合
洗剤はエマールやアクロンなどのおしゃれ着用をオススメします。柔軟剤は普段通りのもので大丈夫です。
ぬいぐるみは肌に触れるものなので、赤ちゃんや敏感肌のお子さんがいて気になると言う方は無添加の肌に優しいものを使ってあげてください。
まず、服やリボンなど付属品がある場合は全て取り外し軽くブラッシングをしてほこりを取ります。次に汚れの気になる部分があれば先に固形石鹸などを使い優しく揉み洗いをするか、直接洗剤をかけておきます。洗濯ネットに入れ、洗濯機のおしゃれ着やデリケート洗いのコースを選択します。
ネットに入れる時にタオルでくるんであげると型崩れや繊維へのダメージを軽減できます。脱水は様子を見ながら軽めに10秒くらいにします。
洗濯が終わったら風通しのよい日陰に干します。吊るさずに寝かせて平干しすることで型崩れを防ぎます。何度か向きを変えながら干してまんべんなく乾かしましょう。
手洗いする場合
ぬいぐるみがおさまるサイズのバケツや桶にぬるま湯を入れて洗剤を溶かします。洗剤の容器に書いてある量を守ってください。
ブラッシングでほこりを落とし、汚れが気になる時は洗剤をそのままかけてぬいぐるみを浸して優しく押し洗いをします。
汚れが落ちたらきれいな水に取り替えて軽く絞りながらすすいでいきます。しっかり洗剤を落とすためにも3回は繰り返します。この時に柔軟剤を使うとふわふわになりますよ。
ここからは洗濯機で洗う時と同じように、洗濯ネットにタオルを巻いたぬいぐるみを入れて10秒くらい脱水してから風通しのよい日陰に干します。
一部分だけ洗いたい場合
丸洗いできないけど汚れが気になる部分を何とかしたい!と言う時はぬるま湯に洗剤をよくとかして(洗剤の容器に書いてある濃度は守ってください)タオルに染みこませて汚れを落とします。
きれいな水を染みこませて固く絞ったタオルで洗剤が残らないように何度かくり返し拭きます。乾いたタオルで水分を取り除き風通しのよい日陰に干します。
普段からこまめにお手入れしてあげよう!
小さな子は外出にもぬいぐるみを連れて行きたがり、引きずったり落としたり、お菓子を食べた手で触ったりしますよね。
我が家の息子たちもそうなので汚れが気になったら洗うようにしていますが、お気に入りで常に一緒なので洗濯を拒否されることも…。
そこで普段から除菌スプレーを使う、ブラッシングでほこりを払う、お昼寝の間に天日干しでダニ退治(温度が50度~60度以上になるように黒い袋に入れて30分ほど天日干しして掃除機で吸い取る)などこまめにお手入れしています。
夜寝かしつけてから汚れが気になる部分だけ洗い、朝起きてくるまでに枕元に戻しておくこともあります。こまめなお手入れでお子さんの笑顔、健康どちらも守ってあげたいですね。