私はたまたまテレビを観ていた時に、この東京大学あかちゃんラボの特集を見掛けました。
「赤ちゃんが選んだ赤ちゃんのための絵本」という、何やら惹かれるキャッチコピーに「出産後初めての絵本はコレにしよう!」と妊娠中から決めていたんです。笑
書店でも目立つところに置かれていたりしているので、「これ知ってる!」という方も多いと思います。
今回は、今話題の東京大学あかちゃんラボ発の絵本について書いていきます。あくまでも私と我が子の感触でしかないので、100人中100人の赤ちゃんにハマるとは言い難いですが、ファースト絵本などの参考にしていただけたら嬉しいです。
絵本その① 「もいもい」
「赤ちゃんの目をくぎづけにしたのはこの絵でした」もいもいにはこのようなキャッチコピーが充てられています。確かに大人が見てもすごく不思議な生き物が描かれており、赤ちゃんがくぎづけになるのがよく分かります!
もいもいという不思議な生態+親が読み上げる言葉も「もいもい」「もーいもい」「もももい もいっ」など、基本もいもいしか使われていません。簡単に読んであげられるので親も楽ちんです。
私はファースト絵本をこのもいもいにしようと決めていたのですが、有難いことに友人がもいもいの絵本を出産祝いに贈ってくれたため、「まだ早いのかな?」と思いながら我が子が産後1ヶ月くらいの時に読み聞かせをしてみました。
勿論まだ首が座っていないので、二人で仰向けになって私が絵本を持ち上げる形で読んだのですが、我が子の表情に変化はなかったものの、じーっともいもいを見つめていましたよ!
それから暫くもいもいは封印されていたのですが、生後3ヶ月くらいの時に改めて読み聞かせをしたところ、これまで見たことないくらい大爆笑しながらもいもいを見ていました。爆笑したのはそれっきりですが、「絵本を読むことが赤ちゃんにとって刺激になるんだな」と痛感しました。
これを機に赤ちゃんラボの他の絵本にも興味がわき、「うるしー」と「モイモイとキーリー」まで集めた次第です。
絵本その② 「うるしー」
「あかちゃんのだいすきな絵はおかあさんと逆でした」うるしーのキャッチコピーはこうです。
「あかちゃんが絵を選ぶってどういうこと?」と思われるかもしれませんが、東京大学あかちゃんラボの研究で、あかちゃんの目線をキャッチできる装置を使い、いくつかの絵を同時に見せ「うるしー」という言葉を聞いた時、あかちゃんの目線を一番に獲得したキャラクターを絵本にしたとのことです。
流石は東京大学。やる事が本格的ですね!笑
あかちゃんが選んだうるしーは、可愛らしいくまちゃんです。お母さんが選んだうるしーは、魔法でも使いそうな少し不気味なキャラクターでした。ホントに真逆のキャラクターですね。
うるしーの内容は、くまちゃんが帽子の中から色んなアイテムをマジックみたいに出していく、というストーリーです。言葉も簡単なのであかちゃんも覚えやすいと思います!
絵本その③ 「モイモイとキーリー」
「あかちゃんに言葉のイメージから絵をえらんでもらいました」これがモイモイとキーリーのキャッチコピーです。
ややこしいのですが、絵本その①のもいもいとこのモイモイは別の生き物であり、関連性はありません。もいもいの続編なのかな?と思いましたが、全然関係なかったです。笑
人は自然と、音と形を結びつけて描いているようで、「モイモイ」「キーリー」という言葉を聞いた時に、赤ちゃんが思い描いていそうなキャラクターを採用し絵本になったのが、このモイモイとキーリーです。
ふわふわした形のモイモイと、トゲトゲした形のキーリーが一緒になって不思議な世界を旅する、そんなお話になっています。
「もいもい」「うるしー」と比べると、とても色彩豊な世界観が広がっており、赤ちゃんの目にも良い刺激を与えてあげられているような気がします。大人が読んでいても目に優しい世界観ですよ!笑
根気よく繰り返し読んであげてください!
正直読んでいる私の方はもう飽き飽きしているのですが、我が子は絵本タイムが好きなようで「うるしー読む?」とか「もいもいは?」と聞いてあげると、嬉しそうに奇声を発します。笑
絵本を読むことで赤ちゃんの成長に一役かってくれたらいいなと思う今日この頃です。