女の子の子育てをしていると、自分と同じようなこともあれば、違うことも出てくるはずです。女の子という同性を育てている時は、考え方が偏ってしまっている可能性があります。
同性の女の子を育てていく時に気をつけた方が良い、同一視についてご紹介します。
本当は怖いママの同一視
ママが娘に対して、異常に干渉していることを同一視といいます。過干渉との違いは、同性だからこそ、ママと娘だからこそ引きおこる関係性になります。
同一視というのは、自分と同じものと考えているということです。男の子ならわからないことはわからないで良いのですが、女の子になると自分と同じなのではないか、本当は洸なのではないか、というような、必要以上に女の気持ちを探りたがるということです。
ママと娘は親子だからこそ大丈夫だと思っている人もいるかもしれませんが、全くそういうわけではありません。ママと娘だからこそ、過干渉気味なってしま素ことがあるのです。
同性だからと言って同一視しすぎると、子供の結婚相手にまでママが口を出してくるような、そんな人間になる可能性が高いです。
ママの同一視はどんなとこに現れる?
ママの同一視は、相談ごとをした時に良く表れます。女で生きていたからこそ、色々な事を知っていると思っているので、子供に対してアドバイスを入れていきます。そのアドバイスは母としてのアドバイスでなく、女としてのアドバイスになってしまいがちです。
母は母らしくいなくてはいけないような場面でも、同一視のせいで的確なアドバイスがもらえていないことがあります。
子供とは友達のような関係でいたいと思っている親は多いので、そのせいで頼れる母とは少し違った存在になってしまうこともあります。こうした予兆がある時は、注意した方が良いでしょう。
同一視をやめるにはどうすればいい?
自分がもしかしたら、子供に対して同一視をしていたかもしれないと思った時、これからどうしていけばいいのか不安になることもありますよね。子供に対する同一視をやめる方法を考えていきましょう。
まず子供は友達とは違うということです。過干渉になりすぎると、絶対に子供は嫌になります。だからこそ、付かず離れずくらいの距離を保つことに意識を向けていきましょう。
子供は同じ女ではありますが、それは自分とは全く別の人格であるという事は、忘れないようにしましょう。
子供が同性だからこそ、自分が今までできていなかったことを、子供にやらせるということは、親のエゴです。
本当に子供はそれをやりたいと思っているのか、同性だからとひいきしているのではないか、というように、子供に対する考えを改めてみましょう。
子供が着せ替え同然だったのは小さい頃の話です。子供が大きくなってからはそうはいかなくなります。自分の思い通りに育てたいからと言って、自分の気持ちを押し付けるようなことは、絶対にしないようにしましょう。
そして、親は子供の幸せを祈らなくてはいけません。自分の思い通りに行かないからといって、子供の幸せを喜べないような大人には、なるべくならないようにしましょう。
さらに子供同士のなかでも同性、異性と区別することなく、みんな平等に接することができるように、心がけていきましょう。
本当は怖い同一視
本当は怖い母親の同一視についてご紹介しました。子供にとって母親は絶対的な存在ではありますが、そこで母親が過干渉になってしまうということも少なくありません。
干渉しすぎると良い事は全くないので、なるべく子供の意見を尊重して、子供の間でもひいきなく接してあげられるように心がけていきましょう。