1人っ子の子供は、どうしてもわがままだったり自己中心的だったりと、あまりいいイメージがないという人も多いのではないでしょうか?だからこそ、自分の子供は絶対にわがままに育てたくないと思うはずです。
子供をわがままに育てないために、親が心がけていった方が良い事は何なのかについて、ご紹介していきます。
自分中心なのは小さい頃は仕方ない
1人っ子の子供が、自分中心に育ってしまうということは、仕方のない事でもあります。兄弟や姉妹がいれば、譲り合ったり相手を頼ったりというような、コミュニケーションをとる機会が小さい頃からあります。
しかし、1人っ子については、小さい頃から自分だけの生活をしています。自分がわがままをいっても、親の意見次第で自分が我慢する必要がなくなるからです。考えることが少なくなるので、わがままになってしまうということなのです。
しかし、これは小さい頃であれば仕方のないことで、当たり前のことでもあります。今までいた環境が自分中心であるなら、それは子供にとっての当たり前になってしまうということなのです。
将来的にも自己中心的に育てないために重要な事は、思いやりについて教えるタイミングです。子供にまっすぐ育ってほしいと思うのであれば、タイミングを見計らったうえで、相手の気持ちを考えるということについて、しっかりと理解させましょう。
このタイミングを間違えると、一生わがままな人間になってしまいます。
子供に我慢をちゃんと教えること
わがままに育てないようにするには、まず我慢ということを教えていく必要があります。1人っ子の場合、兄弟がいる子供に比べると、我慢する機会がとても少なくなります。ママやパパが買ってくれるものは、すべてが自分の為であり、それを取り返すような人は誰もいない環境で育っているからです。
しかし、それではただのわがままになってしまいますよね。だからこそ、子供にはちゃんとルールや我慢を教えていく必要があります。
なんでもねだれば買ってもらえると子供はもしかしたら思っているかもしれません。しかし、それは違うということ、飼ってもらえたことに感謝することをしっかりと子供に教えてあげるようにしましょう。
おもちゃや欲しいものがあっても、値段ではなく本当にそれを子供がほしがっているのか、そこを理解した上で、買う買わないの判断をする必要があります。なんでも手に入るという思想は、小さいうちから払拭していかないといけません。
人の気持ちを理解させる
わがままに育てないためには、人の気持ちを理解させるようにしなくてはいけません。1人っ子で育つと、どうしても人の気持ちに疎くなりがちです。それは兄弟がいないから仕方のない事です。
そういった時は、兄弟ではなく親が協力してあげるようにしましょう。子供に何かしてもらったら、嬉しいや楽しいというような感情をストレートにつたえてあげることで、子供は感情を理解しようとします。
さらにいやなことをされたら、痛いや悲しいというように、感情をしっかりと伝えましょう。そうすることで、こういうことをしたら相手がこういう気持ちになる、ということを理解しようとします。
常に自分の感情をオープンにして、友達と向き合うことが、とても重要になってきますよ。
1人っ子だって思いやりのある子はたくさんいる
1人っ子をわがままにしない方法についてご紹介しました。
1人っ子だとどうしても兄弟がいる子供に比べると、人の感情に疎くなってしまいますが、子供に感情を教えてあげることで、わがままではない思いやりのある子供に育っていくはずですよ。