子供の様子を見ていると、時々友達に冷たい態度や攻撃的な態度をとっていると思うことはありませんか?なぜか自分の子供の態度が、年相応な態度に感じないことがあります。
子供が友達に対して冷たくなってしまう原因とは何なのでしょうか?そして子供の対応を改めるための、親の対処法についてご紹介します。
子供の態度の大半は親の影響
子供の態度が冷たいと感じたら、それは親の影響が大きいと言われています。子供にとって親というのは、鏡のような存在です。だからこそ、子供は親の対応を真似している可能性があります。
とはいっても子供というのは、年相応な態度を周りから学んでいくはずです。しかし、子供にとって親という存在がとても大きいことが原因です。親の態度を見ていく中で、人に優しくしなくても良いと、感じてしまっている可能性があります。
自分の身内や友人に対して、冷たい態度をとっていませんか?自分では気づいていなくても、もしかしたら冷たい態度で接しているかもしれません。
さらに親自身が子供に対して冷たい態度をとっていると、子供も冷たくなってしまう可能性があります。そういった悪循環を繰り返していくことになるので、気が付いた時に対処するべきなのです。
子供の態度は友人が原因なことも
子供が友達に対してあまりよくない態度をとっていると、自分のせいかもしれないと感じることもありますが、親以外にも友達が原因でそうなっている可能性があります。これは特定の友達にだけ冷たい態度をしている時です。
そういった場合は、子供達の間で何かトラブルがあった可能性が高いです。親からするととても仲良く見えたとしても、本当は子供達の中に何か違う感情が芽生えているかもしれません。
親は極力友達と仲良くさせようとしますが、それが100%良い事だとは限らないのです。子供がもしかしたらイヤイヤ仲良くしていて、それが態度に出て見えているかもしれません。子供が口には出せないだけで何か困っている可能性があります。
友達が多いということは、悪い事ではないですが、子供の気持ちを踏みにじってまで仲良くさせていることは、あまり良い事ではありません。
子供が冷たい態度をとってしまう時
子供が友達に対して冷たい態度をとってしまうということは、人を思いやる気持ちが少し足りないかもしれません。
そういう時は、子供に他人を思いやる心を教えてあげる必要があります。例えば何かのお世話をさせてみるのが、おすすめです。
できればペットにできるような、動物が1番いいですがそれができない場合は、植物などでも効果的です。
何かの気持ちを考えるという機会を与えることで、人間の気持ちも理解していきます。そして、あえて人がたくさんいる所に行かせてみるというのも良いでしょう。無理に友達を作る必要はありません。
子供がどう人と関わっていくか、色々な考えの人間と交流させることで、得ることがあるはずです。イヤイヤ人と付き合うよりも、自分に合う人間を探すということも効果的です。
子供がのびのびと一緒に過ごすことができる人はどんな人なのか、子供が持っている本来の性格はどういったものなのか、観察する機会を設けてみましょう。
大人になってからは、直すのがなかなか難しいです。しかし、本当の気持ちは隠されているはずです。子供がなぜそんな態度になってしまっているのか、まずは理解してそのうえで対処法を考えてあげましょう。
思いやりのある温かい子供に
子供が冷たい態度をとっている時の原因や対処法についてご紹介しました。子供が冷たい態度をとっているということは、何か環境に原因があることが多いです。
改めることができる所は改めて、子供の可能性を広げてあげるような環境を作ってあげるようにしましょう。