長い夏休みが始まると毎日の食事のメニューに困ることも多いと思います。あまりの大変さに毎日学校で給食が出てた日々をありがたく感じますよね。
そんな大変で暑いときに簡単に美味しくできるのはやっぱり麺料理。特に子供たちはパスタにそうめん、うどんなどの麺料理が好きですね。
それでも麺料理はやっぱりワンパターンになりがち。そうめんや冷やし中華、冷やしうどんなどをローテーションで作っても「またそうめん~?飽きたよー」なんて言われてしまいます。
そんなマンネリに困っているママのために、暑い時でも簡単に作れて子供が喜ぶ麺料理をご紹介します。
夏はやっぱり麺レシピ。麺をつるつるおいしく作るコツ
夏の麺料理は意外にバリエーションが楽しめます。パスタも素麺もうどんも和洋中のどんなトッピングも好相性なのがうれしいですよね。
冷たい麺レシピに共通するコツは麺を茹でてざるに上げたあと、必ず冷水で流しながらもみ洗いすること。そうすると表面のぬめりが取れて、麺がしゃっきっとします。
食べた時の食感とのど越しが違うのでぜひ試してみてください。それでは以下に簡単に美味しく作れる麺レシピをご紹介します。
火を使わないツナサラダそうめん
麺を食べるときにありがちなのが、炭水化物である麺ばかり食べてしまって野菜やたんぱく質などの栄養素が不足がちになることですよね。
やはり野菜やたんぱく質が不足すると夏バテしやすくなりますし、子供たちもパワーがでません。そこで茹でたそうめんの上にトマトや茹でもやし、オクラやシソなどの夏野菜とツナをトッピング。麺つゆをかけて最後にごま油をひと垂らしするとよりおいしいです。
野菜もたんぱく質もとれてボリュームもあるので、子供が喜ぶこと間違いなしです。
夏バテ防止の豚しゃぶ冷やし中華
夏の麺レシピで登場回数ナンバーワンと言えば冷やし中華ではないでしょうか。食べ応えがあって子供も大好きなメニューですが、あまりに何回も食卓にのぼると「また冷やし中華?」なんて言われてしまうことも。
いつもの冷やし中華のトッピングの卵やハム、トマトきゅうりも美味しいですが、たまには他のトッピングで冷たい豚しゃぶなんかも乗せてみると良いかもしれません。
特に夏はビタミンB1が不足しがちで夏バテしやすいですから、ビタミンB1を多く含む豚肉は夏の麺レシピにぴったりです。ごまだれにも醤油だれにも合うのもうれしいところ。
付け合わせにもやしやトマトをトッピングしてシソやネギをたっぷりまぶせば、箸が進む一品となること間違いなしです。
ひき肉じゃじゃ麺風そば
同じく冷やし中華のバリエーションのひとつにひき肉を使った盛岡名物、じゃじゃ麺風そばがあります。使う麺はそうめんより歯ごたえのある中華麺がおすすめです。
ひき肉と玉ねぎを甘辛味のみそで味付けして炒めます。ニラをいれるとよりボリュームがアップして美味しいです。ごま油や七味などをかけるとピリ辛味になって大人も楽しめます。
麺は食べやすい・・・けど食べすぎ注意?
簡単に作れて実は色んなバリエーションを楽しめる麺レシピですが、やはり食べすぎには注意したいもの。冷たい麺ばかり食べていると胃腸機能が低下してしまい、夏バテになりやすくなってしまいます。
また麺はのどごしが良いため、特に子供は良くかまずにつるつると食べてしまいがちです。あまりかまないと胃に負担をかけやすく急性胃腸炎になりやすいともいわれています。麺メニューのときほど子供には良くかむように言い聞かせたほうがいいかもしれません。
夏休みの毎日のご飯作りは大変。楽をしましょう
それでもやはり真夏の3食のご飯作りはなかなか大変ですよね。
なるべく毎食麺メニューばかりにせず、白米を使った丼物や、パンを使ったサンドイッチなど手軽に美味しく作れるメニューも織り交ぜながらで長い夏休みの食事作りを乗り切りましょう。