子供の魚嫌いを克服しよう!魚が好きになるコツやレシピなど

子供の魚嫌いは多いですよね。お肉と比べて食べにくいし、骨もあって食べにくいと食卓にも出ることが少なくなっています。

親としては栄養もあるし、食べ物は好き嫌いなく食べてほしいと思いますよね。子供が魚好きになるために、美味しいレシピなど紹介します。参考にしてくださいね。

魚が苦手な理由

「骨がある」、「ほぐすのに時間がかかる」、「苦みや臭みがある」。この3つは子供が魚を避ける大きな理由です。

今は働くママも増え、魚をほぐして子供に食べさせるのも、時間がかかって避けているご家庭もあると思います。

他にも「見た目が恐い」、「パサパサでまずい」などがあります。離乳食の時に魚をあげる際には、パサパサにならないようにとろみをつけたりしましたよね。

子供は歯切れが悪く食べにくい物を嫌う傾向があるので、ただの焼き魚だと美味しくないと感じてしまうかもしれません。

水分が抜けないように小麦粉をまぶしたり、調理次第で魚はグッと美味しくなります。子供は何が原因で魚嫌いなのかを見つけてから、美味しく調理することが克服への近道ですよ。

肉に負けない栄養源

魚もお肉と同じくタンパク質ですが、お肉には入っていない大事な栄養源がたくさんあります。

青魚によく含まれているEPA(エイコサペンタエン酸)は、血液の流れをサラサラにして血行が良くなり、アレルギーなどの予防にも効果的です。よく聞くDHA(ドコサヘキサエン酸)は脳の細胞をつくり、脳を活発にして記憶力などを高めてくれます。

魚といえばカルシウムが他の食品よりも豊富に含まれています。骨や歯をつくる大事な要素なので、積極的にとりたいですね。

またタウリンという血管をきれいにしてくれる栄養素も入っています。タウリンは目がよくなる働きがあり、猫は暗闇でも目がよく見えるのは魚を多く食べているからです。

ちょっとの工夫で魚が大好きに

魚独特の生臭さが苦手という人も多いはず。臭みをとるために、まず塩を振ってしばらく置いて水分を取り、酒に漬けると生臭さが取れます。

さらに風味を良く、焼いた後に青のりなどをかけると美味しいですよ。「骨が刺さったら大変、骨を取るのが面倒」と思いますよね。

骨がついていない切り身魚を使うとラクですし、骨が取りやすい鮭やサバなどの、骨が見つけやすく取りやすいものを選ぶと良いですね。また、流行りの鯖缶など、缶詰を使うと骨ごと食べられるので、栄養もバッチリとれてオススメです。

また、ボリュームがなく満足できないようなら、じゃがいもと一緒にバターでソテーすると、しっかりと食べ応えがでてコクもあり美味しいですよ。

簡単美味しい魚レシピ

魚の調理というと焼くか煮るか、ですよね。味がありきたりになるので、子供が食べたい味に工夫することも大事です。そこで子供が大好きカレー味!

マヨネーズとカレー粉を混ぜてパン粉をまぶし、トースターで焼いたら子供もパクパク食べてくれますよ。子供は大好き、唐揚げにするのもおすすめです。

味をしみこませてから、片栗粉をまぶして揚げるだけで、ホクホクでカリっと大満足です。天ぷらにするのも良いですね。

カジキなど骨がない切り身を使うとラクですし、タラや鮭はお手頃価格で手に入るので、使いやすいと思います。チャーハンやスープ、お好み焼きに小魚を入れたりと、なんでも子供が好きなものにプラスしてみましょう。

食べてくれたら褒めてあげて

普段なかなか食べてくれない子供が、パクパク食べてくれたら親として嬉しい限りですね。少しの工夫で魚はグンと美味しくなります。

缶詰や調味料をまぶすだけのものなど、便利なものがたくさん売っているので、ちょっと魚料理は面倒…と思っているママさんも、まずは簡単なものからチャレンジしてみてくださいね!

子供が食べてくれたら、「食べられたね!すごい!」とたくさん褒めてあげて、自信をつけてあげてください。