食育の大切さを実感!子どもと一緒に作物の収穫をしてみませんか?

あなたは食物の収穫時期を知っていますか?最近では、海外からの輸入品なども多くなってきたことから、スーパーに行けばいつでも食物が並んでいるのが当たり前ですよね。筆者もですが、少し安い食物を見ると、今が旬なんだなぁと思うくらいで、しっかりとは把握しきれていません。

そんな中、先日幼稚園のママ友さんからのお誘いで、じゃがいも掘りをしたのですが、恥ずかしながら、今が収穫時期なのだと初めて知りました。また、そこで子どもと一緒に収穫し、料理をする経験を通じて感じたことをご紹介できればと思います。

畑や庭がなくても大丈夫

マンションやアパートに住んでいても、庭のない戸建てに住んでいても作物の収穫をすることは可能です。実は、自治体が運営している田畑で収穫ができるところもありますし、観光地での収穫体験なども現在は増えているので、こうしたものを活用してみてはいかがでしょうか。

ちなみに筆者は、自治体で運営している畑での収穫をしてきました。費用は畑の区画に対しての金額でした。最近では、個人の農家さんでも収穫体験を行っているところが多く、収穫量によって金額が変わってくるところなどもありますよ。

収穫する際に注意する点

子どもがいることが前提となりますので、細心の注意が必要だということです。大人とは違い、子どもは常に動き、興味あるものを見つけてしまうと、それにだけ集中してしまい、他のものが見えなくなってしまいます。

また、兄弟がいるご家庭であれば、下の子も見ていないといけませんので、作業にのめり込むことよりも、子どもに注意を払いましょう。

持ち物を確認してから出かけましょう

収穫の際には、親子共に汚れても良い服装でいきましょう。筆者のように畑を掘り起こすような作業の場合は、大人はスコップ、子どもは公園で使っているようなシャベルなどを持っていくと良いです。

公園で使っているものなら安全ですし、普段から使っていて子どもサイズなのでとても使いやすいんです。また、自分のものだと認識しやすいので、忘れていくことも少なくなるのではないでしょうか。

友だちとシェアしてみよう

畑一区画の使用料となると、金額もそれなりにしますし、収穫量もとても多いかもしれません。なので、お友達と一緒にシェアするのも良いのではないでしょうか。

一緒に収穫しに行くとなれば、子どもたちも友達と一緒で楽しめます。また、大人の目が増えることで、多少なりとも安全面での不安も少なくなるのではないでしょうか。

収穫したら一緒にキッチンへ

収穫してきたら、是非お子さんと一緒にキッチンで料理をしてみて下さい。筆者の家庭では先日じゃがいもを収穫し、4歳の長女と翌日一緒に料理をしました。

というのも、長女が収穫翌日の朝から「ママ!昨日のじゃがいもいつ食べる?一緒に作りたいな」と連呼だったからです(笑)。なので、その日の夕飯をカレーに切り替えました。

自分が収穫したじゃがいもだということでテンションもMAX!じゃがいもを洗うところからお手伝いをしてくれて、一緒に包丁で切ったり、お鍋の中に入れたりとウキウキしながら行っていました。

普段はそんなにカレーに入ったじゃがいもは得意な方ではないのに、驚くぐらいのペースで食べていました!不思議なものですね。また、パパにも「これは〇〇ちゃんが取ったじゃがいもなんだよ」と何度も嬉しそうにお話していました。

子どもの”楽しい”や”嬉しい”気持ちを大切に

収穫して以来、長女のじゃがいもを食べる量が増えました(笑)。よほど、お友達と収穫したことが楽しかったのしょう。

また、パパからも「○○ちゃんが取ってきたじゃがいも、とっても美味しかったよ」と褒められたことが嬉しかったのだと思います。

子どもは楽しいことや褒めてもらうことが嬉しいです。そうすることで、今までにないような力も発揮できるパワーがあります。

今回のこの経験を通じて、今後も子どもと何か作物を収穫したいと感じましたし、今度は種から何か食物を育ててみたいと思いました。そうすることが、何より大事な“食育”なのではないかと実感しました。