もうそろそろ子どもたちの夏休みがやってきます。休みが終わるころにはあっという間だったと感じられるものの、実際には1ヵ月以上も1日一緒にいることになります。
いつもなら幼稚園に行っている時間も一緒ですし、お昼の準備なども一苦労。そこで、一緒に思い出に残るような工作を通じて、親子の時間を楽しんでみませんか?
実際に子ども(筆者には4歳と1歳の子どもがいます)とやってみた、夏の思い出工作をご紹介します。
題材は家族旅行でのお土産
夏といえば海!ということで、家族旅行で海水浴に行くご家庭も多いのではないでしょうか。そこで、海水浴をした時にゲットしたものが、今回の工作の主役となります。それは、海岸に落ちていた”貝殻”です。
子どもたちと海の近くのホテルに宿泊したので、早朝に貝殻集めをしました。手の平サイズの大きい物から小さいものまで、大きさに関係なく拾って集めてきました。
幼児くらいですと、その拾ったことも思い出となり、何度も楽しく思い出してはお話してくれますよ。
持って帰ってきたら必ずすること
工作に使うということで、子どもの手に触れることが多いので、必ずきれいに洗ったり殺菌することをオススメします。
筆者は持ち帰ってきた貝殻をまずはもう一度水洗いをして、その後、天日干しにしました。幼児くらいですと、直接貝殻を口に入れたりすることはありませんが、間接的に何かの拍子で無意識に手を口元に持っていくことがあるからです。
また、工作となると家の中に置いておくこととなるので、衛生面にも気を配りましょう。
いざ工作!どんなものが良いのか?<その1>
年齢により作る物の難易度が変わってくると思います。ここでは、小学校に上がる前の未就園児のレベルをご紹介していきます。
まず4歳の長女と昨年作ったのは、折り紙と百円ショップで購入したガラス付き小箱を使った、貝殻の宝物ボックスです。
小箱の中に青い折り紙を敷いて海のように見立てて、その上に貝殻を置くだけという簡単なものです。子ども一人ですべて出来ます。
小箱の蓋を閉じると、まるで貝の標本のようになり、ガラスの窓からは青い折り紙が海を連想させてくれます。
いつでも貝殻を取り出せるので、子どもも大喜びです。うちではカウンターに今でも飾ってあり、しばらくは毎日のように貝殻を出し入れしたりして、旅行のお話なども家族でしていました。
工作<その2>
小さなビンの箱庭を作りました。材料は、百円ショップに売っているキレイな色をした砂を青・水色・白と購入(お店によって、全て入ったものもありました)。それと、鮭フレークなどが入っていた透明な円柱の小さなビンを使用します。
使う貝殻は、とても小さなものばかりです。大きい貝殻よりも形がしっかりしているものが多かったり可愛かったりするので、箱庭にはピッタリだと思いました。子どもと一緒にそれぞれビンを置いて、そこに好き自由に購入した砂を入れていきます。
全ての色を混ぜたり、一色だけにしたり、ビンの中で3色をそれぞれ流し入れたりと、大人とは違って固定概念がないので、みているだけでも面白いです。
そして最後に可愛い小さな貝殻たちを入れれば完成!思っていたよりも完成度が高く、ちょっとしたオブジェにもピッタリです。
工作<その3>
写真立てを作りました。材料は、百円ショップで購入したノーマルな写真立てと接着剤です。接着剤は小さなお子様がさわると危険ですので、使用の際には必ず親御さんが付き添いましょう。
貝殻を自分の好きなように写真立てのフレームに散りばめれば完成です。写真立ての中に旅行の写真も入れることができたら、更に思い出深い作品になりますね。
難しいものではなく、簡単で楽しめるものをつくろう!
いかがでしたでしょうか?小学生となると物足りなく感じてしまうかもしれませんが、大切なのは、一緒に作る時間と、その中で思い出をまた一緒に振り替えるということです。
また、難しいものではなく、簡単で作る楽しさを共有できるものがベストだと思います。