夏は増加の危険性有り!子供を交通事故から守るためのポイント

もしも、あなたのお子さんが交通事故に巻き込まれてしまったら。想像もしたくはないですが、万が一が起こらないように対策を取ることはできます。

悲惨な交通事故を起こさせないためにも、お子さんとお母さんの意思疎通が必要になるでしょう。今回は「子供を交通事故から守るためのポイント」をまとめてみました。

子供が交通事故に遭う危険性の高い場所は?

圧倒的に多いのが「横断歩道、道路を横断中の事故」です。信号のあるなしに関係なく、道路を渡っている子供と右左折してきた車との衝突事故が多数起こっています。

横断歩道を渡っている子供たちは注意をしているはずなのになぜでしょうか?理由として「曲がる最中に突然子供が飛び出してきた」「子供の身長が低くて、曲がる際に見えなかった」など、不意に出てくる子供をよけられずに轢いてしまうケースが大半でした。

横断歩道を渡る際には、お子さんに必ず「車が来ていないか一度確認」させてください。右を見て、左を見て、もう一度右を見る、この少しの動作のおかげで時間が出来て運転手からも子供の姿を確認しやすくなります。

「駐車場」で起こる交通事故

一見、駐車場で交通事故なんて起きないようにも思えますが、実は駐車場は子供の交通事故が高い頻度で起きている非常に危険な場所です。

駐車場で遊んでいた子供がバックしてくる車と衝突したり、発信した車が死角から飛び出してきて子供とぶつかったりしてしまいます。駐車場は視界が狭く、ミラーに映らないほど低身長の子供を判別しにくい場所です。

もしも、ミラーから見えていない位置に子供がいて、知らず知らずにバックしていたらと思うと恐ろしいですよね。子供一人だけで駐車場で遊ばせるのは絶対にやめましょう。特によく外で遊ぶお子さんには、駐車場では遊んではいけないと教えてあげてください。

事故が起こりやすい季節、時間帯は?

子供が交通事故に遭いやすい季節は、雨の多い「梅雨」で6月~7月です。雨の多い時期には視界が悪くなり、小さな子供が飛び出して来るまで気が付けないためです。

時間帯は16時~18時と「学校の下校時間」や「友人と遊んだ帰り道」が多いです。早く家に帰りたい子供が道に飛び出してきて、誤って轢いてしまったのでは取り返しのつかないことになってしまいます。

お母さんたちも「登下校」には十分注意をするように、お子さんと話し合ってみてください。

3原則「見る」「止まる」「待つ」

お子さんと一緒に道路では「見る」「止まる」「待つ」の3原則を守りましょう。周りの状況を判断し、危ない道は渡らないように「見る」。

信号機のある場所や、横断歩道、急に車が飛び出してきそうな曲がり角では必ず「止まる」。そして自分が安全に道を渡れるようになるまで、焦らずに「待つ」。

この3原則を守るだけでも、交通事故の発生率は下がるでしょう。好奇心旺盛な子供たちはこの3原則をつい忘れてしまいがちです。そんな時にはお母さんが思い出させてあげてくださいね。

絶対あってはいけない交通事故

世の中にある危険のすべてを心配していては、どこにも行くことができません。外に出てしまえば交通事故に遭う可能性だってあります。

しかしながら、対策を取っているのと、取っていないのとでは大きな差が生まれてしまいます。大切なお子さんが交通事故に合わないようにするためにも、日々のちょっとした心がけが必要になるでしょう。お子さんの命を守れるのは、お母さんとお父さん、そしてお子さん自身でしかないのです。

また、お母さんやお父さんは自分が交通事故の「加害者」になってしまうかもしれません。運転する際には、安全運転を心がけましょう。