子供が本格的に自分の部屋を使いだす小学生頃は、子供部屋のレイアウトにも気をつけていきたいところですよね。それまでは何となく自分が使いやすい、自分が好きな部屋を作っていたかもしれませんが、小学生になると子供自身が過ごしやすい部屋を作る必要があります。
親が子供の部屋づくりでしてあげた方が良い工夫についてご紹介します。
子供の部屋の工夫1.子供がやりたくなる部屋に
子供部屋づくりの工夫の1つ目は、まず子供が自分から何かをやりたくなるような部屋づくりです。子供にとって部屋とはどういった存在にしたいですか?子供が勉強したくなるような部屋ですか?それともただ寝て着替えるだけの部屋ですか?
それぞれの子供部屋の役割というのは違ってくると思いますが、子供が自分の部屋でこういう過ごし方をしてほしいという願望があるのであれば、それをやりやすい環境を作る必要があります。
例えば、子供が自分の部屋でしっかりと勉強する環境を作りたいのであれば、勉強机は必須ですよね。しかし、勉強しにくい机があったら子供は勉強が嫌いになってしまいます。日の当たらない場所で勉強したり、机の周りがごちゃごちゃしていて落ち着かなかったりすると、勉強がはかどりません。
子供が自分から勉強したくなるような、部屋づくりをすると良いでしょう。
子供の部屋の工夫2.朝の準備をしやすい部屋に
子供部屋づくりの工夫2つ目は、朝の準備をしやすい部屋にするということです。子供がだんだん大きくなってくると、朝の準備も自分でできるようになります。そうなったら、子供も自分の部屋で朝の支度をするようになると思います。
子供が服を選びやすく、ランドセルも背負いやすいようなレイアウトを考えてあげると良いでしょう。ランドセルの置き場所はいつも決まらず、着た服も脱ぎっぱなしになるような部屋では、朝の準備も時間がかかるようになってしまいます。
そういったことを減らすためにも、子供の着た服を入れるところ、選びやすい洋服収納、ランドセルを置くための場所の確保など、工夫してあげると良いでしょう。
朝は子供にとってもママにとっても忙しい時間です。その中で、子供から着る服がない、靴下が片方だけ見つからないといって、バタバタすることがないように、部屋づくりから工夫すると良いでしょう。
子供部屋の工夫3.教科書やプリント収納をしやすく
子供部屋の工夫3つ目は、教科書やプリントを収納する場所を確保するということです。子供達は毎日違う教科書を使い、さらにたくさんのプリントを手にすることになります。だからこそ、教科書やプリントはきちんと収納場所を親が作ってあげる方がいいのです。
まず帰ってきたら宿題と一緒にプリントや教科書を出して、次の日の準備をそのタイミングでさせると良いでしょう。そして、次の日に必要な教科書やノートを入れたら、家で保存しておくプリントや教科書をしっかりと保存しやすい場所を作ってあげましょう。
収納方法は、できるだけシンプルな方が良いです。何個か手間が出てくるファイリングは、途中で飽きてしまうこともあります。とりあえず平日はプリントでも大まかに分けて置いて、休日に細かく分ける作業をする習慣をつけさせると、小さい頃から収納の基礎を学ぶことができます。
子供部屋の工夫は重要
子供部屋の工夫についてご紹介してきました。子供が自分でできることが増えてくると、子供にも使い勝手の善し悪しが出てきます。
子供が不自由を感じると、それが苦手分野になってしまうこともあるので、なるべくそうならないように親が工夫してあげると良いでしょう。