同居といったら旦那さんの両親、妻から見たら義両親との同居を思い浮かべる人が圧倒的に多いでしょう。義両親とのお付き合いが大変なのはもちろんですが、自分の両親と同居する人も少なからず存在します。いわゆるお婿さんやマスオさん家庭です。
周りからは「実家で実親と同居なら気を使わなくて楽よね~」なんて言われることが多いけれど実際は両親と旦那さんとの板ばさみになることもあったり、意外と大変なんです。
今回は実両親との同居生活を円満に過ごすためのポイントをまとめてみました。
まずは同居生活のルールを決める
同居するにあたって大事なのはお互い納得できるルールを決めることです。実親だから何となく・・・と考えていると後々トラブルの原因になりかねません。
掃除・洗濯・炊事はどのように分担するのか、特に生活費や光熱費などのお金に関することは同居開始前に実両親・旦那さんを含めてしっかり話し合って決めておくことをおすすめします。トラブルの種になりそうなことはあらかじめ解消しておくことが重要です。
事前にきちんとルールを決めることでお互いに気持ちよく安心して同居生活をスタートすることができます。
実両親と旦那さん、両方を上手く立てる
実親と同居するにあたり、妻は旦那さんと両親との架け橋役にならなければなりません。自分と両親は仲が良いけれど、旦那さんと両親はイマイチ・・・というのは避けたいものです。家庭の中で旦那さんが疎外感を感じることのないよう、普段から気を付ける必要があります。
何かを決めるときは必ず最初に旦那さんに相談するなど、旦那さんが自分の存在価値を感じられるようにしましょう。
両親に対しても、子どもの相手をしてもらったら「孫なんだから当然」という態度はNGです。子守をしてもらえて助かる、という感謝の気持ちをきちんと伝えるようにしましょう。
自分が家事をしている間は子守をしてもらうなど、持ちつ持たれつの関係を保つことでお互いに気持ち良く過ごせるように心掛けて下さい。
旦那さんのプライベート空間を作る
やはり奥さんの実家で暮らすということは旦那さんにとっては気を使うしストレスも溜まりやすくなりますので、それをいかに取り除いてあげるかが重要です。
仕事から帰って来て家でも気を使って、という生活では帰宅するのが憂鬱・・・となってしまいかねません。できるだけ旦那さんの居心地の良い家庭を目指しましょう。
そのためには家の中で自分達だけの部屋を設けるのが望ましいです。家の中でいつも義両親と一緒だと奥さんに言いたいこともなかなか言えない、子どもを叱るのも両親の目が気になってしまうこともあります。
旦那さんが両親の目を気にすることなくリラックスできる空間を作り、家族だけの時間を過ごせるようにしましょう。
そうすることで旦那さんも子育てに参加しやすい環境を作ることができますし、旦那さんが両親と過ごす時間と自分達だけで過ごす時間を分けてメリハリのある接し方をしたほうがお互いにストレスを最小限に抑えることができます。
以上、お婿さん・マスオさん家庭の同居生活を上手に送るポイントをご紹介しました。
実の両親と旦那さんとの共同生活は周りが思うほど楽なものではありません。両親・旦那さん双方に気を使う必要があるので精神的に疲れてしまうこともありますが、経済的な面や家事・子育ての面でもメリットは多くあるはずです。
3世代でのお出掛けや旅行、たまには子どもを両親に預けて旦那さんとデートなど、核家族は確かに気楽だけれど両親と同居だからこそできる事や楽しめる事もたくさんあるので前向きに捉えていきましょう。