子どもには、無限の想像力があります。その想像力を生かして、のびのびと創作活動を行って欲しい。だけど、どんな事をやらせてあげたらいいんだろう。大きなスペースなんて家にはない‥。
そんな方に朗報です!横浜美術館では、日曜日に子どもが自由に創作を楽しめるこどものアトリエ、おやこのフリーゾーンが開催されていますよ。
子どものアトリエの目的は?どんなことをやるの?
自分の目で見て、自分の手で触れ、自分でやってみること。を創造の基本とし、子どもたちが自立心を育み、心身ともに健やかに成長してゆくことができるよう、遊びを通したさまざまな造形体験を提供することが目的。とされています。
親子のフリーゾーンには、「えのぐ」「ねんど」「かみ」と、大きくわけて三つの創造コーナーがあり、各コーナーの詳細は、後述しますが、その三カ所を自由に移動して好きな物を楽しめます。
子どものアトリエに参加できるのは、いつ?年齢や料金は?
子どものアトリエ、親子のフリーゾーンは、日曜日の午前中に開催されています。こどものアトリエに参加できるのは、12歳までのお子さんです。
年齢制限の下限はありません。我が家の娘は2歳の時に参加しましたが、十分楽しめました。参加料金は、小学生以下無料。保護者は一人につき100円です。参加方法は、ウェブによる事前予約制です。
一週間前の日曜日の正午から、前々日の金曜24時まで受け付けしていますが、参加人数が先着500名となっているため、ぎりぎりまで予約の枠が残っていることは滅多にありません。予約開始当日の申し込みをおすすめします。
当日の服装は?
絵の具遊び等もありますので、汚れてもいい服装、動きやすい服装を心がけましょう。
また、汚れる可能性があるのは子どもだけではありません、絵筆を持った子供がうろうろしていますので、大人も汚れて良い服装にするか、ウィンドブレーカーやレインコートを羽織ることをおすすめします。
子どもは靴を脱ぐことも出来ますが、周囲の人に踏まれたり‥という可能性もありますので、我が家では水陸両用のシューズを履かせるようにしています。
絵の具コーナーは外にありますので、暑い日には帽子をかぶせるのも大切です。
当日の持ち物は?
手や足を洗う洗い場がありますので、タオルと着替えを準備しておきましょう。固形石けんの用意がありますが、小さいお子さんがいて大変な場合は、ボディソープを小さいボトルに詰めて行くのもありだと思います。
また、荷物は端の棚に置いて、創作を楽しみますので、貴重品を持つための小さめのバッグ、出来ればポシェットやリュックなど両手が空く物を持って行くと良いと思います。こちらも汚れる可能性があるので、我が家ではエコリュックを採用しています。
えのぐコーナーはどんなところ?
絵の具コーナーは、アトリエの中庭で行われます。ここでは、通常の絵の具遊びのように紙に絵を描くだけでなく、地面や壁、ガラスなどに自由にお絵かきを出来るのが魅力です。
絵の具やさんで好きな色の絵の具を選んでお絵かきを楽しんだり、色水風船のコーナーで混色を楽しんだり、遊びながら沢山の事を学べます。
雨天時や冬期には、中庭の使用はできませんが、室内一面に紙を貼った絵の具コーナーが出来ますので、天候のよくない時期でも安心ですよ。
粘土コーナーはどんなところ?
粘土コーナーでは、土粘土を使った創作体験が可能です。小麦粉粘土や油粘土と違った冷たい土の感触が、ひんやりと気持ちいい土粘土。
子どもたちに新しい発見と、刺激を与えてくれるのではないでしょうか。普段自宅では使わないような粘土切りなど、おもしろい道具も沢山ありますよ。
ただ、こちらの土粘土は、土アレルギーを起こす可能性がありますので、土アレルギーのお子さんはご注意くださいね。
紙コーナーはどんなところ?
紙コーナーには、ちらし、折り紙、画用紙、段ボールなど、様々な種類の紙と、はさみ、セロテープ、ホッチキス、マジックなどの道具が用意されています。ここでは、子どもたちの想像する自由な制作を楽しむことができます。
自由制作が得意なお子さんはもちろん、想像することが苦手なお子さんも、スタッフさんが作った見本などもおいてあるので、それを真似て創造することで楽しむことができますよ。
また、こちらの制作物は持ち帰れますので、袋をお持ちになるのをおすすめします。
子どもの想像力と創造力を養う遊び場、横浜美術館
横浜美術館、こどものアトリエは、楽しみながら子どもの想像力と想像力を養うのにぴったりな遊び場です。
年間を通して行われていますが、着替えの量や、中庭での絵の具コーナーを楽しむことを考えると、やっぱり夏前後の参加がおすすめです。
駅からも近く、料金もとても良心的ですので、この夏、皆様で遊びに行ってみてはいかがですか?