赤ちゃん筆は胎毛筆とも言われています。子供の成長の記念になるもので思い出に作っておくと将来子供も喜んでくれます。
そんな赤ちゃん筆の金額、どのようにして、作ればよいのか、赤ちゃんの髪の毛はどのくらい必要なのかを調べてみてました。
赤ちゃん筆(胎毛筆)とは
赤ちゃん筆(胎毛筆)の胎毛は赤ちゃんがお腹の中にいた時に赤ちゃんを守る産毛のことです。生まれた時にうっすらと生えており、頭を守ってくれているですのですね。
毛先はハサミを入れるまでは自然にできており、柔らかい毛で、毛先はよく見てみると、だんだんと細くなっていってます。人生のうちで一度しかないそんな貴重な胎毛を筆として記念に取っておくのが赤ちゃん筆なのです。
赤ちゃん筆(胎毛筆)には、子供の成長のお祝いの他にも「賢くなるように」「健やかに育つように」という願いが込められて古来から赤ちゃんの胎毛で作られてきました。
いつからできるのか?量や長さはどのくらい必要?
赤ちゃん筆をつくるのにあたって、子供がいくつになったらできるのかというと、年齢ではなくて、その子の毛の量によって変わってきます。
生まれてからたくさん髪の毛がある子もいれば、生まれてきたときはあまり多くない子もいるのでその子の髪の毛に合わせて作ってあげましょう。
必要な量や長さなのですが、まず量はつくるものにもよりますが目安としては、束ねた鉛筆くらいの太さがあれば十分で、太さは8mmほどです。
長さは5cm以上あれば良いのですが、8cmあればなお良いとのことです。女の子ですと、早く作りたいからと言って5cmは伸びたからなんてすぐに切ってしまうと男の子みたいな髪型のセットしか出来なくなってしまうので、髪型のことも考えながらカットをするタイミングを見つけてあげればいいのではないでしょうか?
どこで作れるの?
髪の毛の長さや太さがちょうどいいくらいまで伸びてきたと思って早速作ろうと思うけれどいったいどこで作れるのでしょうか?今はインターネットでも、受け付けているので検索してみてください。
作ってくれる会社がたくさんあります。ですが、自分で子供の髪の毛を切ることや、本当にこの量や長さで大丈夫?なんて不安が出てくることもありますよね?そんな方は、美容室でも受付をしてくれているところもあります。
筆を作ってくれる美容室の店先には「赤ちゃん筆(胎毛筆)」という旗などが出ているので見つけてみてくださいね。また、パパやママの行きつけの美容室も旗は出ていなくても代理店となっている場合もあるので確認してみてください。
赤ちゃん筆を使った様々な商品や金額
基本的には赤ちゃん筆は習字で使うようなもので、桐箱に入っています。筆の持つ部分に文字を入れることができ、親からのメッセージをいれたり、子供の名前や生まれた時の体重、誕生日などを入れる親御さんもいます。
文字数は決まっているので確認してくださいね。また、最近では様々な人のニーズに合わせたインテリアになるような商品もあります。
手のひらサイズの筆と子供の写真がセットになりお洒落なフォトフレームに入れられていつでも見られるように立てかけられるタイプのものやガラスドームの中にドライフラワーと一緒にミニサイズの赤ちゃん筆と一緒に入っているものなど様々なものがあります。
他にも様々なものがあるので探してみてください。金額は商品によって変動しますが、桐箱に入っている筆はおよそ1万円から3万5千円ほど。
また、インテリアタイプのもおよそ1万円程のものから商品によっては5万円するものもあります。どんなものを記念品として形にしたいかによって金額に差があるので、商品と金額を照らし合わせながら選んでみてください。
一生に一度の大切な思い出を
筆の毛先は糊付けして、実際に習字で使用できそうな形にすることもできますが、糊付けをせずに子供の髪の毛の癖をそのまま形にしたままの筆もありますが、癖がそのままだとその子の髪質そのものを見て楽しむこともできます。
胎毛筆は一生に一度しかつくれないとても貴重なものなので、ぜひ子供のお祝いに形に残しておいてあげてはいかがでしょうか?