子どもをダメにする親代表格?子供を抑えつけて育てるママの特徴

子供が立派な大人になるように、世間に出ても恥ずかしくないように、厳しく育てているというママも多いでしょう。しかし、あまりにも子供を抑えつけて育ててしまうと、自分の意思を持たず、自分では何もすることができない操り人形のような人間が出来上がってしまいます。

ママにその気はないかもしれませんが、良かれと思ってやっているそのしつけは子供に悪影響を与えているかもしれませんよ?

テレビは一切見させない

テレビから得る情報は悪い内容だったり、教育によくない番組だったりも多く存在しますが、社会とつながる、友達と共有の話題を持つという意味では大切なツールとなっています。

四六時中テレビを見ている状況や、家族との会話はなくひたすらテレビを見ているだけの状況だというのは、もちろんよくありませんし教育によくないかもしれません。

しかし、完全に見せない状況を作ってしまっては子供にとっての社会とのつながりを絶たせることになってしまいます。そのようなことをしてしまっては、子供に悪影響となってしまう可能性も高くなっているのです。

テレビを見せることである程度社会を知る機会を与えて、テレビを見せることで友達と共通の話題を作ってあげる。そのためにもテレビを完全に遮断するのではなく、節度を守ってテレビを見せるようにしましょう。

ゲームは禁止

男の子の場合、公園でゲームを友達としたり、最新のゲームの話題で盛り上がったりと、ゲームはコミュニケーションツールともなっています。そのゲームを教育に悪いから、勉強の妨げになるからと完全に遮断してはいけません。

ゲームを来る日も来る日もひたすらやり続けるのは、もちろんよくないでしょうが全くゲームをやらないと友達の中に入っていくこともできませんし、仲間外れにされる可能性もあります。

子供が望んでいないのに、無理矢理ゲームを与える必要性はありませんが、子供が望んだならばゲームを与えてあげるようにしてみましょう。ゲームを禁止して、子供が友達と仲良くできない環境をわざわざ作らないようにしましょうね。

何かをするときは全て親に報告をする

何かを買う時、どこかに遊びに行くとき、今日食べたもの、読んだ本、友達からもらったもの、とにかくどんな些細なことでも報告することを求め、いちいちと口を挟むようなことをしていませんか?子供がある程度大きければ、ある程度は子供の行動を把握するのは当たり前ですし、放置をするようならそれはそれで大変なことになってしまいます。

しかし、あまりにもいちいち報告をすることを強制してしまっては、子供は自分が縛られていると窮屈に感じてしまうだけではなく、報告をした内容にいちいち文句を言われてしまっては何もかもを否定されたような気持ちになってしまいます。

何かをするときの、ある程度の報告はもちろん必要ですが、成長に合わせて子供に任せるということも大切にしていきたいですよね。

子供を見守るのも大切なこと

子供を管理したいと思うのは、子供を心配する気持ちといつまでも自分の手元に置いておきたいという気持ちから、そのような行動をとってしまうのです。

ある程度、子供の生活や行動を把握しておくのは大切です。しかし、あまりにも管理しすぎて支配してしまうのは子供の自立心や自尊心を傷つけることにつながり、結果的に感情が乏しく、特に何をしたいという希望もない人間に育ててしまうかもしれません。

子供にとって何かを失敗することも大切ですし、大人にとっては無駄と思えることも子供の精神を鍛えるにはとても重要なことだったりします。

また子供のうちに培ったコミュニケーション方法や、社会性は大人になっても役にたちます。ぜひ、子供を見守るということを行ってみてはいかがでしょうか?