子供が幼稚園や小学校に行ったことをきっかけに、そろそろ社会復帰をしたいと考えるママも多くいらっしゃるでしょうが、社会から離れたブランク、年齢、子供の事情などにより、なかなか就職先が見つからないのが現状です。
なんで、こんなにも職が見つからないのだろう?そんな悩みを抱えているママのために、今回は子育てがひと段落したママの働き先の見つけ方についてご紹介します。
元上司や同僚を頼る
子供がいる状態の退職からブランクがあるママが、新しい職場で働きたいと面接にきたとしても会社側としては「子供が理由でしょっちゅう欠勤されるのではないだろうか?」「この人は仕事を任せてもブランクがあるのに大丈夫だろうか?」「技術力は持っているのだろうか?」そんなことを思ってしまいます。
子供がいるため急な欠勤や早退があるのは仕方がないとしても、ブランクの面や技術力の面は、初めて会う面接官にどれだけアピールをしても、なかなか伝わりませんよね?
その点、元上司や同僚ならば、今の実力や仕事への姿勢、さらには性格までしっかりと把握してくれていますので、全く知らない人に面接をしてもらうよりかは幾分かマシです。
うまくいけば出産前の職場に復職することもできるかもしれません。ぜひ、頼れる元同僚や元上司がいるのであれば、一度声をかけてみてはいかがでしょうか?
自分の培ったスキルを活かす
ママの中には子育ての合間を縫って資格を取得した方もいらっしゃるでしょうし、今まで働いていた職業で培ったスキルや資格がある人もいるでしょう。
そういったスキルを活かして育児が落ち着いた後の働き先を探すのがやはり無難でしょう。しかし、職種や持っているスキルによっては子供を育てながら働くのが難しい職業や、なかなか活かすことのできない資格という場合もあるでしょう。
自分の培ったスキルや資格を活かして働きたいと思う時は、それだけにこだわらずに様々な角度からその資格やスキルを活かすことができないのか考えて働き口を探すようにしましょう。
給与面は二の次で考える
出産前に働いていた職場によっては高いスキルを要求される代わりに、とてもいい給与で働いていたという人もいらっしゃるでしょう。しかし、出産を期に退職してからまた働きだそうとした時に、今まで自分がもらっていた給与と同じくらいの条件で同じ給与がもらえる職場を探してもなかなか見つからないのが現状でしょう。
「私が持っているスキルでこんなに安い給料の職場で働きたくない」「私の実力と職場が見合っていない」そう感じる方もいらっしゃるでしょうが、育児がひと段落してから働きに出た場合、あなたの実力がどれくらいなのか?ブランクがあっても働けるのか?果たして会社に約に立つ人材なのか?そのようなことが、面接だけではなかなかわかりません。
会社側からすれば、そのようなリスクを負うよりは今までブランクなく働いていた人の方が採用したいと思ってしまうのです。
こればかりはどうしようもありませんし、面接でどれだけ優れた人材であるかというのをアピールするのも限界はあります。それよりも、まずは自分を採用してくれるところで働いて昔の勘を取り戻し、その会社での出世を狙うか次の転職への踏み台にするようにしましょう。
子育てがひと段落してからの就職はいかに働ける場所を作るかに重点を置く
せっかく働くなら給与面などの条件がいい会社で働きたい!そう思うのは当然ですが、会社の立場からすると小さな子供がいて急に欠勤をするかもしれないだけではなく、仕事に対してブランクがある人材を雇うにはあまりにもリスクが高いと感じてしまうようです。
こればかりはどうしようもないですよね。子育てがひと段落してからの就職はなかなか難しいですし、条件のいい会社となると難航してしまいがちです。
子育て後の就職先については給与面のことは目をつぶったほうが早く就職先が見つかりやすくなりますので、何かを妥協するということも考えるようにしましょう。