一般的に一日三食の中に5色の食材を取り入れると健康的な食事になると言われています。しかし、お子さんの中には野菜が嫌いでどんなに頑張っても食べてくれないという子がいて、なかなかバランスの良い食事を取るのは難しいですよね。
そこで、作戦を変えて盛り付けで子供を楽しませてみませんか?今回は、子供が喜んで食べてくれる「盛り付けテクニック」をいくつかご紹介したいと思います!
「赤」の食材を使った盛り付け方法
赤色の食材と言えば、トマトやにんじん、お肉、鮭やマグロなどの赤身ですね。赤色の食材は良質なたんぱく質を作り、お子さんの健康には欠かせない食材でしょう。しかし、その独特の臭いから食べたくないという子も多いのではないでしょうか?
赤色の食材は「小さく刻んで」盛り付けてみましょう。特に鮭やマグロはフレーク状にして、ご飯の上や料理の上にまぶすだけでも美味しそうに見えます。ちょっとした彩でもよし、メイン料理としても良しの赤色の食材で丈夫な筋肉を作りましょう。
「黄色」の食材を使った盛り付け方法
黄色の食材と言えば「卵」ですよね。卵は、茹でたり焼いたりと幅広い調理方法が楽しめる食材です。栄養価も豊富なので取り入れたい食材ですが、毎日食べていては飽きがきてしまうことも。そんな時は「可愛い形の目玉焼き」を焼いてみましょう!
専用の型を使えば様々な形の目玉焼きを作ることができます。そこにケチャップで顔を描いてあげると、お子さんも大喜びで目玉焼きを食べてくれます。
また、型は何にでも使えるので「今日は目玉焼き」「今日はネギを混ぜた卵焼き」とアレンジも豊富に出来て重宝されます。
「白」の食材を使った盛り付け方法
「ごはん」「パン」「麺類」など、白色をした炭水化物は毎日食べなければいけないものですよね。特に、麺類ではお子さんの心をくすぐることができるでしょう。
パスタを茹でて、ミートソースで味付けをしてから髪の毛のように見立てて盛り付けたり、小さな山のようにして小分けに盛り付けるなどアレンジは自由自在です。
また、ご飯やパンもお子さんが楽しめるように手巻きずしにしたり、サンドイッチにしたりすると「自分で盛り付ける楽しみ」が増えて食事が楽しくなるでしょう。
「黒」と「緑」の食材の盛り付け方法
ホウレンソウや小松菜、キャベツなどの葉っぱものやお子さんが苦手なブロッコリーなど、緑色の食材はなかなか手ごわいため「黒」の食材と一緒にアレンジしてみましょう。
黒色の食材はきのこ、海藻、こんにゃく、ごまなどです。生のままで食べるのは困難なので「茹でて和え物」にするのがいいと思います。葉っぱの臭いを消すために茹でてから和えることによって、お子さんでも食べやすいようにアレンジすると良いでしょう。
また、黒色の食材の「海苔」を使えば、料理に可愛い顔を作ることができます。海苔をカットするカッターを使うとより一層料理が可愛く彩られておすすめですよ!
食事に興味を持ってもらおう
お母さんの料理は子供にとってとても大切なものです。お母さんが手によりをかけて作った食事からは愛情を感じられますし、お子さんもそれをわかってくれます。
例え料理が苦手でも、お子さんの健康を考えて作った食事は豪華な食事よりも美味しく感じられます。お子さんに苦手な食材がある場合には、彩りとアレンジで食への興味を持ってもらってから食べさせてみましょう。
また、お弁当も同じように可愛らしく鮮やかに盛り付けすると、残さずに食べてくれますし毎日のいい刺激にもなります。食事の後に「今日のご飯はどうだった?」と聞いてみるのも良いかもしれませんね!