一対二になる…。こんなときどうする?2人目育児のコツ

2人目の妊娠が発覚したのは、上の子が1歳半のころでした。2歳差を希望していたので念願の妊娠でしたが、いざ出産を控えてくると疑問がふつふつ。

我が家は基本的にワンオペ育児です。実家も県外なのでそうそう頼れません。必然的に育児はほとんど自分でしなければならないのですが、今まで一対一でやってきたことが全て一対二になる…。全く想像がつきません。

一抹の不安を感じつつ、まぁなんとかなるだろうと出産に臨み、いざ2人目育児が始まりました。今回はそんな二人目育児について、私の経験を元に紹介していきます。

手が足りない!

一ヶ月の里帰りを終え、自宅に帰宅してまず思ったのが、とにかく手が足りない。寝不足と頻回授乳でボロボロになりながらも、とにかく上の子のお世話はなんとかこなしていましたが、家事がほとんどできませんでした。

夫のご飯づくりはもちろん、毎日の掃除なんてとてもじゃないけどできません。かなり早い段階で、毎日きちんと家事をすることは諦めました(笑)

最低限ゴミが散らからないレベルを保ちつつ、おもちゃの片づけなんかも放棄していました。夫にもできるだけ自分のことは自分で、をお願いしていました。

お風呂、どうする?

2人目出産で一番気になっていたのが、お風呂。下の子がねんね期のときはベビーバスを利用して、期限が良く、かつ手の空いたタイミングで入れることにしていました。

毎日規則正しい生活リズムをつけるべきなのはわかっていましたが、実際やってみると「この時間に入れなければ!」という縛りがストレスになり、自分がイライラしてしまうので私には無理でした。

夜に上の子と二人で入るときには、出来るだけ寝ているタイミング、無理ならメリーを回して音楽をかけながら、すごい勢いで洗って済ませていました。あまりにも泣く日は、ぎりぎりまで抱っこして、脱衣所にマットとバスタオルを引き、そこでたまにドアを開けて様子を見つつ…ととにかく慌ただしかったです。

巻き込まれた上の子にも申し訳ないと思いつつ、私が鬼の形相でバタバタしていたためか、素直に協力していてくれました。一緒に入りだしたのはお座りができるようになってから。空気を入れるタイプのバスチェアを利用して入っていました。相変わらず湯上りはバタバタしますが、このあたりでぐっと楽になりました。

寝かしつけ、母の取り合い

当時まだまだ甘えたい盛りだった上の子。赤ちゃんのときからきちんと寝かしつけをしないと眠れない子でした。そこに下の子が加わり、2人とも上手く眠れず大泣きの大合唱の日も少なくありませんでした。

上の子は髪の毛を触ると落ち着く傾向があるので、伸ばしっぱなしだった私の髪の毛をつかませつつ、寝っ転がって下の子に沿い乳しながら寝かしつけ…というのがもっぱらの寝かしつけスタイルでした。

それでもうまくいかないときは、上の子を先に寝かせてから下の子、下の子を先に寝かせてから上の子、と分けて行う日もありました。

下の子の成長に伴い、部屋をすべて暗くする=もう寝る時間という癖付けを毎日繰り返し行うことで、寝かしつけの負担を徐々に減らしました。

乳児期を経て、今

よく上の子を優先しましょう、と育児書やネットにもありますが、実際やってみると難しいことも多かったです。上の子にはかなり我慢させたと思います。

その分のフォローもしてきたつもりですが、当時上の子がどう感じていたかはわかりません。私も私で必死でしたが、それを見ていた上の子にも相当気を遣わせてしまったんだろうなと少し後悔もあります。

現在4歳と2歳になり、自分の気持ちをきちんと伝えられるようになってきて、お互いの主張も激しくなってきました。その分生活面で手がかかることも徐々に減り、自分自身もどう動くべきかが少しずつ分かってきました。

乳児期は毎日がむしゃらにやってきて、あまり詳細に覚えていないこともありますが…子供たちと一緒にちょっとずつ母親も成長していけるものだと感じています。