離乳食を簡単に!フリージングを使いこなそう!

6ヶ月ころから始まる離乳食。毎回作ってあげたいけれど大変に感じるママもたくさんいるはず。そんなママのために簡単に保存できるフリージングを紹介します。

フリージングはただ凍らせればいいのかしら?どのくらいフリージングしておくことが出来るかなど気になることを見ていきましょう。

フリージング方法

フリージングでは素材の味や栄養を損なわないために手早く凍らせることが大切です。食材が大きいと冷凍に時間がかかってしまうため、薄く、小さく、小分けにすることで冷凍が早くできます。

発泡スチロールのトレイは冷機が伝わりにくく適していません。金属製のトレイやフリーズジッパーに移すと効率がよいです。また、新鮮なうちに冷凍することによって栄養とおいしさを少しでも多く残すことが可能になります。

一度解凍したものは再び冷凍することはおススメできません。味も栄養もおちてしまい、更には雑菌が繁殖して病気になってしまうことがあるので気をつけてください。

フリージングのものを作るときには、手や調理器具も清潔にしてから調理をするのも忘れないでください。入れ物に日付を書いておくと確認できて安心して使うことが出来ます。

いざ、フリージングを使うときは

フリージングしたものの保存は1週間程度を目安に使ってください。冷凍後の長期保存は、冷凍やけなどの劣化が進むからです。なるべく早くに使い切りましょう。

室内での自然解凍は、雑菌が繁殖する原因になることもあるので、離乳食にはさけてください。電子レンジを使用する時は、加熱時間が長すぎると乾燥したり硬くなってしまうこともあるので様子を見ながら解凍しましょう。

煮ている鍋に凍ったままの食材をいれて、調理と解凍を同時にする方法もおすすめです。

冷凍可能なものそうでないもの

調理方法によっては冷凍可能なものがあります。いくつかまとめてみました。牛乳は冷凍化のです。ですが、ただ冷凍しただけですと牛乳に含まれる水分が凍って組織を壊し、変質してしまいまい出来ませんが、ホワイトソースなどに加工したものならば冷凍することが出来ます。

また、ジャガイモなどのイモ類は生のまま冷凍すると腐ってしまいます。ゆでたものでもスポンジ状になるまで冷凍できません。マッシュポテトにしてから冷凍をしてください。

最後に卵ですが、これもそのままでは冷凍できませんが、炒り卵にしたり、薄焼き卵などに調理することによって冷凍が可能になります。

全く冷凍に向かないものもあります。豆腐・レタスやキャベツ等の葉物野菜。きゅうりやゼリー寒天などは冷凍に向かないので気をつけてください。

素材別フリージング方法

いくつかの食べ物のフリージング方法を紹介していきます。赤ちゃんが始めて食べるとき良く食べられるのがおかゆです。そのおかゆですが、フリージングの際は1食ずつタッパーなどに分けて冷凍するとよいです。

またはフリージングバッグに薄く平らに入れて冷凍し、凍ってから1食分に切ってラッピングする方法もあります。

続いて、うどんやそうめんなどの麺類は、ゆでた後良く洗って冷まし、水気を切って短く刻んでから1食ずつ冷凍してください。だし汁や野菜スープなどの液体状のものは冷めてから製氷皿で冷凍してください。固まったら製氷皿から取り出し、フリージングパッグへ入れ替えてから保存してください。

野菜は、茹でてから、一回分ずつに小分けして冷凍します。ほうれん草・小松菜など青菜やにんじんはペースト状にしてから、また茹でて細い棒状にしてから冷凍し、使うときは凍ったまま摩り下ろすと使いやすいです。

ひき肉や鶏ささみなどの肉類は茹でてしっかり水気を切り冷ましてから、フリージングバッグに入れます。ひき肉は空気に触れる面が多いので、生のままは避けましょう。鶏ささみの場合はすじを取ってから1本ずつラップに来る模様にすると使いやすいです。

食べ物への興味と手作りの大切さ

ミルクから離乳食への切り替えは楽しみですね。ママはちょっと大変な思いをしてしまいますが初めて口に入れるものはどんな顔をしてくれてきちんと食べてくれるのか、そわそわしてしまうものです。

キットなども様々なものが販売されていますが、なるべくならママの手作りのものをおいしく食べさせてあげたいですね。そんなときに参考になったら嬉しいです。