子供のわがままは、最初のうちは可愛いものですが、段々と度が過ぎるほどの物分かりの悪い子供に育ってしまう可能性があります。
子供がわがまますぎて困ってしまっているお母さんもいるはずです。今回は、子供がわがままになってしまう原因と、直すための対策について紹介していきます。
子供がわがままになる原因1.人によって態度が違う
子供がわがままになってしまう原因の1つ目は、人によって態度が違うということです。父と母、どちらかが怖くてどちらかが優しいという夫婦の形はあると思いますが、子供に対する態度がまるで正反対だと、子供がわがままになってしまいがちです。
例えば、ママがこれはダメと言ってもパパがそれでもいいよと言ったら、子供は混乱してしまいますよね。そんな時はやはり自分にとって都合のいい方を信用してしまいます。ママに起こられてもパパが良いって言ったから、と言い訳できますよね。
そういったことが何度も続いていくと、どうしてもわがままでずる賢い性格になりがちです。
子供がわがままになる原因2.子供に負けてしまう
子供がわがままになってしまう原因の2つ目は、子供に負けてしまうという場合です。子供はとてもかわいいということは、どの親も一緒です。しかし、すべてを子供の意思通りにしてしまえば、わがままになってしまうのは仕方ないことです。
子供にとって親は威厳のある人物でいなくてはいけません。しかし、親が子供に負けてしまう姿を何度も見せてしまううちに、子供は親を甘く見てしまうようになるのです。
最初はしっかりとしつけを使用と思っていても、泣きわめいたり騒ぎ出したりすると負けてしまうような親だと、子供はわがままを言いたい放題になります。
子供がわがままになる原因3.我慢しても何もない
子供がわがままになってしまう原因の3つ目は、我慢しても何もしてくれないということです。子供にとって、やりたいことを我慢するということは、とても辛いです。何かを買ってくれないと泣いてしまう子供がいるように、とても辛いことなのです。
しかし、その辛さを耐えたからいって何かご褒美があるわけではありません。子供にとってその意味のない我慢は、反動として余計にわがままにさせてしまいます。
我慢した子供に対して、しっかりと褒めるような親であれば子供は我慢するのは良いことだと感じるようになります。しかし、我慢しても何も言わないような親であれば、何のために我慢しているのかわからないから、わがままになってしまうのです。
子供に我慢するのが当たり前だと思わせるのは本当に大変です。我慢するということに対して意味を持たせない行為は、より状況を悪化させる行為になってしまうのです。
子供のわがままを良くする方法は?
子供のわがままを良くする方法は、どうすればいいのでしょうか?まず夫婦での態度の変化をなくすようにしましょう。この際夫婦間でルールを見直してみると良いでしょう。ここまではよし、ここからはダメ、というようにボーダーラインを設定すると良いでしょう。
子供に負けてしまう親にはならないように、何とか心を奮い立たせて接するようにしましょう。
そして、子供がちゃんと我慢出来たら褒めてあげましょう。ご褒美としてシールをあげるのもおすすめです。子供が我慢をするということはいいことだという思考回路に変わるように、親の態度を見直していきましょう。
子供のわがままは親が原因!
子供のわがままについて紹介してきました。度を越えたわがままに悩んでいるという場合は、自分の態度が原因となっていることがほとんどです。
これを機に自分たちの態度を見直して、我慢するということの大切さについて教えてあげると良いでしょう。