何か理由でもあるの?宿題をしない子供への有効な声掛け

「早く宿題しなさい!」毎日毎日宿題をさせるのに一苦労。何とかして子供に宿題をさせる魔法の言葉はないものかとため息をつきたくなってしまいますよね。

子供にはゲーム・テレビなど宿題以外の誘惑が多く、宿題をなかなか始めずそんな姿にイライラさせられてしまうものです。

つい強い口調で注意してしまい、子供も「今やろうと思ってたのに!」と怒り宿題がますます進まないという悪循環になってしまうということも多いもの。

そんな子供には怒らずにやる気になるような声掛けをしてみましょう。宿題をしない子供への有効な声掛けの方法、お教えします。

いつ宿題する?

宿題しなさいと上から言われるのでは、子供はどうしても面白くありません。やらないからそう言われても仕方がないのですが、子供に宿題をやりなさいと促すためには「いつ宿題する?」と聞いてみるのが一つの手段です。

こう聞かれると子供はいつという時間を答えます。自分で時間を決めることで、その時間になれば自分から宿題を始めることができます。

自分で決めた時間になっても始めない場合にも、もう宿題する時間になってるよという声掛けをすればいいので、スムーズに宿題を始めさせることができるのです。

お母さんもやるからやろう

子供だけに宿題をさせるのではなく、自分も何か一緒に用事を済ませると子供は宿題を嫌がらずに始めることがあります。

家計簿をつけるのでも、書類を書くのでも何でも構いません。「お母さんもやるからやろう」と声掛けをすると、自分ばっかりやらされているという不公平感がなくなるため、すんなりと宿題を始められる効果があります。

一緒にやることでどちらが先に終わらせられるかというゲーム性もあり、宿題へのやる気が増し、いつも以上に早く終わらせられることもできます。子供と一緒にやることで、子供に宿題をやらせましょう。

終わったらこれやろう

宿題を終わった後のご褒美を用意することで、子供のやる気を引き出しましょう。宿題は毎日のことですからご褒美と言ってもそんなに大げさなものを用意する必要はありません。

宿題が終わってからゲームをさせるようにするとか、宿題が終わったらおやつタイムとか、日常やることを宿題と絡めてご褒美化しましょう。

そうすることで宿題を終わらせたらゲームができるといった目標ができるので、子供も宿題をすんなりと始められることが多くなります。ゲームをしてから子供がやりたいことということが習慣化すると、宿題をさせる苦労が減り楽になりますよ。

どんな宿題やってるか見せて

なかなか宿題を始めない子供に対しては「どんな宿題やってるか見せて」と声をかけることでまずはランドセルから宿題を取り出させましょう。

宿題を出させることができれば、宿題をさせるまではあと一歩です。「こんな難しいことやってるんだ」「これどうやって解くの?」など子供が宿題をやる気になるような声をかけ、宿題に取り組ませましょう。

子供は宿題をやる準備に取り掛かるまでが一番時間がかかるので、宿題を取り出させることができるこの声掛けは、宿題をスムーズに行うことができるようになります。

宿題のやる気を引き出そう

いかがでしたか?毎日学校から出る宿題は学力を定着するためにも欠かせないもので、やらなくてはならないことです。

子供のいつまでたっても宿題を始めない様子にはイライラさせられてしまいますが、イライラと怒って注意するのではなく、子供がやる気になるように声掛けをしていきましょう。

子供が宿題をやる気になってくれれば、親のストレスは減り、子供も怒られなくなるので、家庭が平和になります。宿題はやらなくてはならないものであることは変わらないので、どうせなら親も子も気持ちよくできるようにしていきましょう。