幼稚園の頃の記憶はありますか?と聞かれると、あまり幼稚園の頃の記憶ってありませんよね。でも、実はこの幼少期に過ごす幼稚園の時期は、大人になるための自分を形成するとても大切な時期なのです。
そう考えると自分の子供の幼稚園選びは、その子の将来を決めるようでより慎重になります。どこを重要視すれば良いのか?うちの子に合っている幼稚園なのか?そんなことを考えると、なかなか幼稚園が決まらずに難航してしまいます。
そこで今回は幼稚園選びで大切なこと、幼稚園選びで失敗しない方法を紹介していきます。これから幼稚園選びが始まる方はぜひ参考にしてください。
自分の子供と幼稚園の特色
近所を散歩していると幼稚園バスを多く見かけます。幼稚園選びを考え始めたとたん、この幼稚園バスが異様に気になるようになりました。幼稚園バスの名前を見て調べてみると、結構遠くからバスってきているんですね。区外の幼稚園も多数あり驚きました。
そうなると幼稚園選びの範囲も広がり・・嬉しいような悩みが増えるような・・そんな気持ちです。幼稚園にはHPがあるので、それぞれの特色を見てみると「のびのび系」「どろんこ系」「お勉強系」「運動系」「受験系」など様々なものがありました。
でも、「○○系」って、親の希望で選んで良いのでしょうか。入園して子供に合っていなかったら可哀そうだし・・。かといって、聞いたところでまだ2歳の子供には理解できないし。
何を基準にどう選べば失敗しないのだろう・・。なんだか幼稚園選びの迷路にはまってしまったようでした。
幼稚園の選び方
幼稚園選びをする上で抑えておきたいポイントなどはあるのか?まずは自分の迷路を脱出するために幼稚園選びについて整理していくことにしました。
まずは選ぶ基準を自分たちが明確にしなければいけません。絶対にこれはさせたい!これだけは譲れない!そんなポイントを書き出しておきましょう。
教育方針とは、まさに○○系といった幼稚園の特色です。この幼稚園は何に特化しているのか、何に力を入れているのかを知っておきます。
そしてHPでもパンフレットでも伝わらない重要な部分は幼稚園の雰囲気です。これは必ず見学に行って確認する必要があります。文書でいくら素敵なことをいっていても、実際に園児たちがつまらなそうに過ごしていてはなんの意味もありません。
見学に行って、先生や園児の表情を様子を見る。先生の対応や雰囲気を見ることは何より重要です。また、施設が綺麗、新しい、充実している!ということは重要とするところではありません。
どんな施設であっても、子供が楽しく過ごしていることの方が大切です。古い園舎でも掃除が行き届いていて皆が愛情を持っていることの方が重要です。
そして最後に、「毎日通えるか?」ということは絶対条件です。保育料や給食のこと。通園の距離。現実的に毎日通うことはできるのか?これはまずクリアしなければいけませんね。
本気で幼稚園を選んでみました
さて、ここでグチャグチャになっていた頭を整理しつつ、本気で幼稚園選びを開始しました。説明会や見学会は秋頃にいっせいに始まります。まずはそれまでに説明会や見学会に行く幼稚園を絞り込みしてきます!
毎日通えるか
今幼稚園バスが家の近くまできていて検討可能な幼稚園が7か所あります。しかし、現実的にこの7か所の幼稚園の中で毎日通える幼稚園というのを考えて絞り込むことにしました。
私は子供が幼稚園に行っても、仕事を続ける予定がありました。そのため、帰りは幼稚園まで子供を迎えに行く日もあります。
あまり遠い幼稚園だと朝は園バスがあっても帰りは大変になってしまいます。また、仕事をするので毎日お弁当ではなく給食であることも希望でした。
通園が徒歩でも可能で給食のある幼稚園という現実的な視点で見てみると、7か所あった幼稚園は4か所に絞り込むことができました。
教育方針
続いてこの4か所の教育方針です。この中の二つはかなりののびのび系で、あまりお勉強はせずに子供がやりたいことを自由にさせる方針です。
もう一つは、基本のびのび系なのですが、料理や登山など体験も多くできるような幼稚園。もう一つは漢字や音楽などの授業があり大会にも出るほどの実績がある幼稚園です。
うちの息子はマイペースで好奇心旺盛。そして体力が有り余っている毎日。それを考慮すると、のびのび系の中で体験が多くできる幼稚園が一番向いている気がします。
勉強も大切ですが、幼稚園にそこまで勉強を求めなくても良いのかな?というのが私たち親の方針でしたので、まずは楽しく過ごしながら色んな体験をしてもらえるという教育方針の幼稚園が合っていると感じました。これで希望の幼稚園の順位が並びました!
説明会・見学会
秋の説明会は絞った4つにすべて行くことにしました。主人は行けませんが、私と息子で平日に見学予約をしました。平日の方が実際の先生や子供たちの雰囲気が見られるからです。
ここで予め決めていた幼稚園の順位は、まったく違うものとなったのです。行ってみて見てみて聞いてみて・・。ここだ!と感じるところと、違う!と感じるところがあったのです。
幼稚園の日当たりの良さや明るい雰囲気、先生や園児の笑顔。それが直感で合う合わないというものを感じることができました。
また、園長先生の話を聞いてみて、HPで見た内容とは少し相違があり幼稚園の見方が変わったりもしました。やはり説明会・見学は必須ですね。
ある程度、現実的に毎日通える幼稚園を絞ったら、あとは説明会・見学で最終的に決めるというのが大切だと感じました。
自分の子供が通っている毎日を想像する
自分の子供が幼稚園に行くことに理想を掲げることは多くあります。こうなってほしい。こんなことを学んでほしい。親であればそんなことを考えます。
でも理想よりも大切なのは、現実的に子供が通っている毎日を想像すること。この幼稚園に通園している我が子。それがクリアに想像できる幼稚園が一番合っているのだと思います。
理想ばかりで想像ができないところでは、入園した後に苦労してしまうかも?幼稚園選びは現実的に慎重に!
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