子どもが幼稚園、保育園を無事に卒園できるのは、お世話になった先生のおかげでもあります。卒園の機会に感謝の気持ちを込めて、お世話になった先生にはプレゼントを贈りたいと考えるパパやママも多いですよね。そこでこの記事では、幼稚園や保育園の先生に喜ばれる、おすすめのプレゼントを紹介します。プレゼントを贈るさいに覚えておきたいポイントもあわせて解説していますので、思い出に残る卒園プレゼントを贈りたいと考えている人も、ぜひ参考にしてくださいね。
ママ友と連名で渡したい卒園プレゼント
お世話になった先生には、自分ひとりだけでなく仲の良いママ友と一緒に贈りたい、と考える人も多いですよね。ママ友と連名で幼稚園や保育園の先生へ卒園のプレゼントを渡すさいに、ぴったりなアイテムを紹介します。ママ友同士で先生へ卒園プレゼントを企画しているときにぜひ役立ててください。
予算も時間もかからず思い出に残る手作りアルバム
できるだけ予算や時間をかけずに、記念に残るプレゼントを先生に贈りたいときには、手作りアルバムがおすすめです。先生と子どもたちが写った写真を使って、手作りアルバムを作成しましょう。手作りアルバムなら写真を観ながら思い出に浸ったり、何度でも後から見返したりできるので、卒園記念のプレゼントにもふさわしいです。
アルバムだけでなく、一枚の色紙に子どもたちや保護者からのメッセージを書いて写真を貼るメッセージボードも素敵です。アルバムにするだけの写真データがない場合にも、メッセージボードなら作成できるでしょう。隙間にはシールやマスキングテープを貼るとオリジナリティも出て、デザイン性も高まりますよ。
卒園という華やかな機会にぴったりなお花
華やかなシーンにぴったりなプレゼントといえばお花です。卒園に文字通り花を添えるお花のプレゼントも、幼稚園や保育園の先生に喜ばれるでしょう。お花のプレゼントを選ぶときには、持ち帰るときに先生の負担とならないものを選ぶのが重要です。
また、ひとり暮らしをされている先生なら花瓶を持っていないことがあります。ひとり暮らしの先生でも、お花を長く気軽に楽しんでもらえるように、そのまま飾れるようアレンジされたブーケやフラワードーム、フラワーボックス、水やりの必要もなく長く楽しめるドライフラワーを選ぶと良いでしょう。
園で日常的に使う実用性の高いエプロン
幼稚園や保育園の先生にとって、エプロンは園内で日常的に使うアイテムです。園指定のエプロンがないのなら、卒園記念品としてエプロンをプレゼントするのも喜ばれます。ポケットがたくさんついているエプロンのほうがハンカチやティッシュ、おもちゃなどをしまうことができて便利です。
先生の名前が入れられる名入れエプロンもおすすめです。オリジナリティが出るほか、エプロンを見ればすぐに先生の名前が分かるので、子どもたちや保護者に先生の名前を呼んでもらいやすいといった先生にとってのメリットもあります。
個人的に渡すならコレ!おすすめの卒園プレゼント
子どもが大変お世話になった先生なら、ママ友などと連名、クラス単位でとは別に個人的に先生へプレゼントを渡したい人もいますよね。また、周りで先生へのプレゼントを渡す話がない場合には、個人で卒園のプレゼントを渡したい場合もあります。
幼稚園や保育園の先生に個人的にプレゼントを渡すなら、受け取る先生側も気兼ねしないプレゼントを選びましょう。個人的な先生へのプレゼントにぴったりなアイテムを紹介します。
名入れやシャチハタ付きがおすすめのボールペン
保護者への連絡帳やお便りを書くときなど、幼稚園や保育園の先生にとって文房具は園内で日常的に使用するアイテムです。とくに文房具の中でもボールペンは使用頻度が高く、何本あっても困らないものですので、万が一ほかのママ友とプレゼントがかぶってしまっても問題ありません。
幼稚園や保育園の先生は、パソコンよりも手書きの書類を作成する機会が多いです。そのため、ボールペンをプレゼントとして選ぶなら書き心地のいいものを前提に選びましょう。
ほかにも先生の名入れしたものや、卒業年度やクラス名を入れたものなら記念品としてもおすすめ。インクが入れ替えられるものなら、長く使ってもらえます。シャチハタがついたものならそのまま連絡帳などにも押せるので、利便性も高いでしょう。
プライベートでも使用できるハンカチ・タオル
幼稚園や保育園の先生にとってハンカチやタオルは仕事でもプライベートでも使用するため、実用的で喜ばれるプレゼントです。卒園の記念品としてプレゼントするなら、先生のイニシャルが刺繍されたものや、肌触りのいいものなどが最適でしょう。
子どもたちと遊んでいるうちに汗をかくことも多いため、吸湿性の高いものを選ぶと喜ばれます。また、ネイビーなどの色の物を選べば、男性の先生へのプレゼントとしてもぴったりです。
園の先生にプレゼントを渡すときの注意点
幼稚園や保育園の先生に卒園のプレゼントを渡すときには、喜んでもらうのはもちろん気持ちよく渡したいですよね。記念に残る卒園プレゼントをスムーズに先生へ渡すために覚えておきたい、注意すべきポイントを解説していきます。
連名で贈るときはトラブルにならないよう配慮
ママ友と連名、またはクラス全体など複数でまとめて先生へのプレゼントを渡す場合も多いです。連名の場合は個人でプレゼントを贈るよりも高価なものが選べる、手作りの場合も複数でやるとひとりの負担が少ないなどのメリットがある一方で、次のようなトラブルが発生することがあります。
・プレゼントの内容で保護者同士の意見が食い違い、もめた
・集金日を守らない人がいた
・集金だけされて、何を贈ったのか教えてくれなかった
・プレゼントを贈る相談もなく、いきなり強制的に集金されて戸惑った
クラス全体で贈るなど、連名の人数が多ければ多い場合ほどトラブルが起こりやすくなっています。まとめ役となった場合はトラブルとならないように十分周囲に配慮するようにしましょう。配慮があればトラブルの回避だけでなく、ほかのママ友やクラスの保護者も気持ちよく協力できるため、プレゼントの企画もスムーズに進められます。
公務員はプレゼントを受け取れない
公立の幼稚園や保育園で勤務する先生は、公務員にあたります。公務員は保護者や園児からの金品の授受が禁じられているため、あまりに高価なものを渡してしまうと受け取りを断られてしまいます。公立の園の先生へのプレゼントは、子どもたちからの歌や手紙など予算をかけずに贈れるもののほうが、気持ちよく受け取ってもらえる可能性が高いです。
また、私立の園でもプレゼントの受け取りをしていない、または受け取りを禁止しているところもあります。具体的にプレゼントを決めるまえに、まずはプレゼントを贈っても問題ないかを事前に確かめておいたほうが安心してプレゼント選びを進められるでしょう。
卒園式でお世話になった先生にプレゼントを渡そう
幼稚園や保育園の先生へのおすすめプレゼントは、連名の場合は手作りや実用的なものを、個人的に贈る場合は気兼ねなく受け取れるものを選びましょう。卒園式では、お世話になった先生にプレゼントを渡すと喜ばれます。この記事で紹介したおすすめプレゼントや贈るさいの注意点を参考に、ぜひ思い出に残る素敵なプレゼントを選んで、先生への感謝の気持ちを伝えてくださいね。