授乳ケープのタイプ別おすすめ9選選ぶポイントや人気ブランドも

赤ちゃんとの外出時、快適な授乳をするために持ち歩きたい『授乳ケープ』ですが、「種類が豊富でどれを選べばよいのか分からない」と迷っていませんか?授乳ケープ選びのポイントや使用方法、おすすめの授乳ケープを知り、育児をより快適にしましょう。

授乳ケープのタイプは大きく3つ

授乳ケープは、主に『エプロンタイプ』『ストールタイプ』『ポンチョタイプ』の3タイプがあります。まずは、それぞれのメリットやデメリットなどの特徴をみていきましょう。

赤ちゃんの顔が見える エプロンタイプ

『エプロンタイプ』は、調理時に使用するエプロンのように、ループを首にかけて使用するアイテムです。

着脱が簡単なのが最大の特徴で、首回りにゆとりを持たせたデザインや、ワイヤー入りの授乳ケープであれば、赤ちゃんの様子を見ながら授乳できるため、愛用しているママは多くいます。

また、首元や背面の紐でサイズ調整が可能な物が多く、子どもの成長に合わせて長く使用できるというメリットもあります。

コンパクトに折りたたんで持ち運びができるため、おむつやおしり拭きなど外出時の荷物が増えがちなママにも支持されています。

ただし、気を付けないと、背後や横から見えやすいというデメリットがあります。

マルチに使える ストールタイプ

『ストールタイプ』は、授乳ケープとしてだけではなく、赤ちゃんのブランケットやおくるみ、さらにはママのストールなど、マルチに活躍してくれるのが大きなメリットです。

授乳中に赤ちゃんが激しく動いても、ストールがずれて中が見えてしまわないように、ボタン付きなどで工夫がされているタイプもありますが、使い慣れていないと背中や脇腹が見えてしまうこともあります。

まずは、自宅で使用して周りから見えていないかを確認し、授乳スタイルのコツを掴むのがおすすめです。

授乳姿をしっかり隠せる ポンチョタイプ

頭からすっぽり被るだけで簡単に使用できる『ポンチョタイプ』は、360度覆い隠せるので、ママの背中や脇腹などがうっかり見えてしまうという心配がないのが魅力です。

また、伸縮性に優れているタイプも多く、赤ちゃんが暴れて手足をばたつかせても、めくれたり、ずれたりすることなく安心して快適に授乳できます。

ただし、一般的にポンチョタイプはコンパクトさに欠けることや、暑い季節は中に熱がこもってしまうのがデメリットです。コンパクトに持ち運べる薄手のタイプや、夏場は通気性に優れた素材の物を選ぶとよいでしょう。

授乳ケープを選ぶときのポイント

離乳食前の赤ちゃんは、1日の中で何度も授乳を行います。そのため、使用頻度が高い授乳ケープは、ママにも赤ちゃんにも快適な物がベストです。実際にどのような点に着目して選べばよいのか紹介します。

タイプやデザイン性によって

まずは、『エプロンタイプ』『ストールタイプ』『ポンチョタイプ』のどれが自分の好みなのか、またはどれが自分のライフスタイルにぴったり合うかを考えると選びやすくなります。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分にとって何が大切なのか、優先順位を決めるのも一つの方法です。

例えば、人目が気になるのであれば、360度包み隠せて、どの角度からも見える心配のないポンチョタイプを選ぶと安心して授乳できるでしょう。

また、「授乳中もおしゃれを楽しみたい」「多目的に活用したい」という人は、バリエーション豊富でさまざまなシチュエーションで活躍してくれるストールタイプがおすすめです。

荷物が多くなりがちなママであれば、コンパクトに折りたためるエプロンタイプがよいでしょう。

素材や洗いやすさをチェック

大人の肌に比べて半分の薄さしかない赤ちゃんの肌は、大変デリケートです。できるだけ肌に優しく、刺激の少ない自然素材の授乳ケープを選ぶと、赤ちゃんも快適に過ごせます。

綿素材は通気性や吸収性にも優れているため、蒸れやすい夏場の授乳でも、快適に使用できるでしょう。

また、赤ちゃんが触れる物は、常に清潔に保つのが基本です。授乳ケープは、赤ちゃんが吐き戻してしまったり、汗が付いたりして汚れることも少なくありません。

したがって『洗いやすい素材であること』や『頻繁に洗濯しても丈夫で長持ちする素材』であることも大切なチェックポイントです。

紫外線や防寒対策できるものを

授乳ケープは、季節に合わせて素材や機能を選ぶと、ママだけでなく赤ちゃんにとっても快適さはぐんと増してきます。

気温が上昇する春夏は、薄く通気性のよい素材がおすすめです。特に、ポンチョタイプは中に熱がこもって蒸れやすいため、素材にこだわるとよいでしょう。

また、紫外線をカットしてくれる加工がプラスされた授乳ケープを選べば、日よけとしても使用でき、紫外線対策も可能になります。

逆に、気温が低下する秋冬は、外気を通しにくい暖かい素材を選ぶと快適に授乳できます。特に授乳中は、胸元がはだけて寒いため、しっかり防寒対策が可能な素材の物を選びましょう。

マルチに使えるかも大切

「赤ちゃんと一緒に外出するとなると、万が一のことに備えて、あれもこれもと荷物がどんどん増えてしまう…」というママも多いのではないでしょうか?授乳ケープは、そんなママの悩みを軽減してくれるアイテムです。

実は、授乳ケープはブランケット・おくるみ・日よけ・シートなどアイデア次第でさまざまな用途に使用可能なアイテムなのです。

特に、赤ちゃんとの外出が多いママは『他の用途にも使用できるか』を考えて選ぶと満足度が高くなります。

なお、授乳ケープを多目的に使用することを考えている人は、大きめのサイズでシンプルな物を選ぶと使い勝手がよいでしょう。

授乳ケープの使い方と注意したいこと

初めて授乳ケープを使用するときは、使い方やマナーなどに悩む人も多いでしょう。事前に基本的な使い方と公共の場での授乳のマナーを知っておくとスムーズに授乳できます。

STEP1 授乳ケープをセットし赤ちゃんを抱っこ

まずは、授乳ケープを着用します。次に、赤ちゃんを普段授乳するときの体勢で抱っこします。抱き方は、縦抱き・横抱き・フットボール抱きなどさまざまですが、ママと赤ちゃんが一番心地よい体勢がおすすめです。

どのタイプの授乳ケープも着脱が簡単な作りになっています。ポンチョタイプは上から被る、ストールタイプは巻く、エプロンタイプは首からかけて使用します。

商品によって着用の仕方は若干異なるため、事前に自宅で装着方法を確認し練習しておきましょう。

STEP2 赤ちゃんをケープで隠して授乳

しっかり抱きかかえた赤ちゃんを授乳ケープで覆い隠します。背後や脇腹などが見えていないか確認し授乳を始めます。

なお、ポンチョタイプは中が全く見えず手探りになるため、胸を出しやすいデザインの洋服を選ぶと、スムーズに授乳に移れるため、いざというときに慌てずにすむでしょう。

また、授乳ケープに不慣れな赤ちゃんは、突然視界が暗くなると不安になって泣き出すこともあります。自宅でもときどき使用して、慣れさせておくと安心でしょう。

レストランや公共の場での授乳には注意

外出先など公共の場での授乳に悩むママは少なくありません。実際に、レストランや公共の場で授乳ケープを使用し、授乳することには賛否両論あるのが現状です。

「赤ちゃんだから仕方ない…」と理解はできるものの、公共での授乳に不快感を抱く人もいます。

近年は、授乳室を完備している施設も増えているので、外出する際は事前に授乳室の有無を確認し、なるべく公共の場で授乳しなくても済むように心掛けるのも一つの方法です。

しかし、どうしても公共の場で授乳が必要なときもあるでしょう。その際は、なるべく人目につかない場所を選ぶことや、周りの人に了解を得るなど配慮するのがマナーです。

授乳ケープの人気ブランドとは?

雑誌などで取り上げられている人気ブランドの授乳ケープが気になるママも多いのではないでしょうか?おしゃれで使いやすい授乳ケープとして、多くのママに支持されている人気ブランドを紹介します。

どれも出産祝いなどの贈り物としても喜ばれています。

プレゼントにも人気 アダーカバーズ

『アダーカバーズ』は、ママと赤ちゃん向けの製品を数多く販売しているアメリカの会社マザーラウンジが手掛ける授乳ケープ専門ブランドです。

薄手で涼しい素材や気軽に持ち運びが可能なコンパクトサイズなど機能性に優れているのが特徴です。

また、国産とは一味違ったアメリカらしいスタイリッシュでおしゃれなデザインも人気の理由といえるでしょう。

授乳ケープ アダーカバーズ | アメリカ生まれの授乳ケープ UdderCovers(アダーカバーズ)

日本ブランドでおなじみ ミキハウス

『ミキハウス』は、赤ちゃん・子ども用品ブランドとして広く知られている老舗ブランドの一つです。

現在は、日本のみならず、ニューヨーク・パリ・ロンドンなど世界各地にも店舗を構え、まさに日本を代表するブランドとして定着しています。

創業当初から一貫して『子どもを第一に考えたものづくり』に取り組んでおり、品質の高さにも定評があります。素材や使いやすさなど細部にまでこだわったミキハウスの授乳ケープは、抜群の快適さが魅力です。

ミキハウスオンラインショップ|MIKIHOUSE OFFICIAL ONLINE SHOP

授乳ママから高評価 ベベオレ

『べべオレ』は、ヨーロッパ出身の夫婦が手掛けるアメリカ発の人気ブランドです。

サッカー選手だった夫の試合を観戦するために授乳ケープを探したところ、機能性とデザイン性に優れた物が見つからなかったため、自分で制作したことがこのブランドの始まりでした。

試行錯誤の上に辿り着いたオリジナルの生地を用いた授乳ケープは、機能性だけでなくデザイン性に優れているため、おしゃれにこだわりのあるママにも好評です。

BEBE AU LAIT JAPAN ベベオレ日本公式サイト

エプロンタイプで人気の授乳ケープ3選

種類豊富なエプロンタイプの授乳ケープなら、多目的に使用可能な物や持ち運びに便利な物、大きめで安心な物などがおすすめです。

マルチに使える ベベオレ ナーシングカバー

スタイリッシュなデザインが目を引くべべオレの『ナーシングカバー』は、授乳だけでなくブランケットや日よけとして幅広く使用可能なのが特徴です。

首元にワイヤーが入っているのでケープを固定しやすく、赤ちゃんの様子を見ながら授乳できます。横幅がゆったりとした作りなので、より確実にプライベートな空間を確保できるのも魅力です。

さらに、成長に合わせて長さを調節可能なループや、汚れたら洗濯機で丸洗い可能な丈夫な素材など、長く使い続けられるのもメリットでしょう。

  • 商品名:ベベオレ ナーシングカバー
  • Amazon:商品ページ

コンパクトに持ち運べる アダーカバーズ 授乳ケープ

アダ―カバーズの授乳ケープの特筆すべきポイントは、薄手ながら中が透けない絶妙な厚さと軽さです。

折りたたむと厚さが8mmというコンパクトさが魅力で、万が一に備えて荷物が増えがちなママでも負担になりません。

首回りには広めのワイヤーが使用されているため、夏場など汗をかきやすい季節でも、しっかりと空気が通り快適に授乳できます。種類豊富なおしゃれなデザインがそろっているので、好みの物が見つかりやすいでしょう。

  • 商品名:アダーカバーズ 授乳ケープ
  • Amazon:商品ページ

大判だからしっかり隠せる スウィートマミー 大判フリル授乳ケープ

スウィートマミーの『大判フリル授乳ケープ』は、横幅が1m以上というたっぷり大きめサイズで、赤ちゃんが手足を動かしても背中や横腹が見えにくいのが特徴です。

肌にまとわりにくい、サラっとした肌ざわりの素材は、汗をかきやすい夏場でも快適に授乳ができます。

授乳ケープを収納する便利なポーチも付いているので、コンパクトに収納でき、荷物が多いママのバックの中でも見つかりやすく、サッと取り出せます。

  • 商品名:スウィートマミー 大判フリル授乳ケープ
  • Amazon:商品ページ

ストールタイプで人気の授乳ケープ3選

多目的に使用できるのが魅力のストールタイプの中から、特に人気の高いおすすめの授乳ケープを紹介します。

安心の日本製 ミキハウス 授乳ケープ

ミキハウスの授乳ケープは、日本製の綿を100%使用した安心・安全の品質が自慢です。透けにくいダブルガーゼ素材で、通気性や吸収性・保湿性に優れており、季節を問わず快適に使用できます。

ポンチョやブランケットなど、さまざまな使い方ができる機能性も魅力です。ボタン付きですっぽり隠せるため、授乳中に赤ちゃんの手足が動いてはだけてしまう心配もありません。

どんなスタイルにも合う万人受けするチェック柄も人気があり、一目でミキハウスの授乳ケープと分かるのも魅力の一つといえるでしょう。

使い方いろいろ ファムベリー 無敵の授乳ストール

ファムベリーの『無敵の授乳ストール』は、肌触りがよく肌に優しい綿100%を使用したダブルガーゼで、通気性と保温性に優れています。

また、授乳ケープに限らず、防寒用ストール・ブランケット・日よけ・ポンチョなど、さまざまなシチュエーションで何通りにも使えるのも特徴です。

横幅が180cmと広めに作られているため、背中や脇腹が見えてしまう心配もなく、ゆったりと安心して授乳できる点も好評です。

  • 商品名:ファムベリー 無敵の授乳ストール
  • Amazon:商品ページ

自然派ママに BOBO ママケープストール

BOBOの『ママケープストール』は、無漂白の綿を使用したママにも赤ちゃんにも優しい授乳ケープです。ナチュラルさが目を引くシンプルなデザインながら、どこか異国の雰囲気が漂う個性的なデザインで知られています。

ボタン付きで360度すっぽりとカバーしてくれ、安心して授乳ができることや、どんなスタイルにもなじむカラーも魅力です。

ポンチョタイプで人気の授乳ケープ3選

赤ちゃんを抱っこしたままでも簡単に着脱可能なポンチョタイプの中から、おすすめの授乳ケープを紹介します。

ベビーカーの日よけにも コペルタ 授乳ケープ

コペルタの授乳ケープは、通気性に優れた綿と伸縮性のある素材を使用し、心地よさと使いやすさにこだわった商品です。

また、赤ちゃんが不安に感じないように、程よく光を通す厚みにするなど、細かいこだわりもあります。

抜群の伸縮性を生かして、ベビーカーのカバーとしても使用可能なのも魅力です。強い風や突然の雨などから赤ちゃんをしっかり守ってくれます。

デイリーカジュアルに使える ドラコ 授乳ケープ

ドラコの授乳ケープは、ガーリーなリボンスリーブなど授乳ケープに見えない洋服感覚のおしゃれなスタイルで、周りから授乳していることを気付かれにくいのがメリットです。

また、360度隠れるだけでなく、授乳中に赤ちゃんが暴れてケープを蹴り上げてしまうことを考慮して長めにデザインされている点も安心です。

1日に何度も出し入れしてもシワになりにくいことや、赤ちゃんが程よい光を感じ安心できる厚さなど、ママにも赤ちゃんにもうれしい工夫がされています。

ブランケットとしても アビックス 授乳ケープ

アビックスの授乳ケープは、広げると縦横の長さが120cmの正方形のため、ブランケットやおくるみとして使いやすいのが魅力です。

コットンレースとストライプを合わせたスタイリッシュなデザインは、万人受けするため、プレゼントにもぴったりです。

また、持ち運びに便利なキュートなデザインの巾着もすっきり収納でき便利でしょう。