子供がやる気が出ない時に、親としてかけてあげる言葉といえば、頑張れですよね。その頑張れを子供に言ったとしても、効果がない子供もいるはずです。
子供に頑張れが効かなくなってしまう原因と対処法についてご紹介します。
子供に頑張れが効かない原因
子供に頑張れと言っても、なかなか効果が出ない時ってありますよね。なぜ子供に頑張れは効かないのでしょうか?それは子供が十分頑張っているからです。頑張っている子供に対しての頑張れは、子供には効果はありません。
子供は頑張っているのに頑張れと言われると、「これ以上どう頑張ればいいの?」「今十分頑張ってるし!」と反発の意思が出てしまいます。こういったことが原因で親に対して不信感を抱く原因にもなりかねません。
子供がマイナスな感情でいる時の頑張れは、子供にとってマイナスな影響を及ぼしてしまう可能性が高いので、むやみやたらに頑張れというのはやめた方が良いかもしれません。
子供に頑張らせる方法1.とにかく褒める
子供にやる気が出ない時に、どうにかしてやる気を出そうとするときは、まずとにかく褒めることが重要です。子供が勉強やスポーツに置いてスランプに陥ってしまった時は、頑張れと声をかけるのではなく、できたことをとにかく褒めてあげましょう。
子供にとって褒められるということは能力を引き出したり伸ばしたりするうえでとても重要な事です。子供のやる気を引き出すためにも、今できる事を褒めてあげるということを重視していきましょう。
子供がマイナスな感情に陥っている時こそ、子供をほめたたえてあげてください。
子供に頑張らせる方法2.成功を意識させる
子供のやる気を引き出す時には、成功を意識させることが重要です。子供がマイナスな感情に陥ってしまっていると、どうしても子供は失敗や良くない方向へと考えが傾いてしまいます。
そういったスランプから脱出させるには、とにかく成功をイメージさせるということが重要になります。今までできたことができなくなったと、やる気をなくしてしまっている場合は、今までできたことを思い出させてあげましょう。
成功しない、失敗する、どうせダメだ、というような意識になってしまうと、どうしてもそこから前に進めなくなってしまいます。過去の成功を思い出させたり、成功をイメージできるような言葉をかけてあげたりすることで、考えが変わってくるはずです。
子供に頑張らせる方法3.可能性を考えさせる
子供に頑張らせるには可能性を考えさせることも重要です。成功をイメージすることもとても大事ですが、成功だけではなくプラスαの可能性を意識させるだけでも、やる気は大きく変わってくるはずです。
成功への道のりがどうしても遠いと、なかなか次への一歩が踏み出せなくなってしまいます。そういった場合は、なるべく近いものでも良いので何かの可能性を意識させるようにしましょう。
まずは今できることに対してしっかりと褒めることが重要です。しっかりと褒めた後で、もしかしたらこれもできるかもしれないね、というように少しだけステップアップした何かに挑戦させてあげるようにしましょう。
小さい事だとしても自分ができると思うことは、とても重要です。子供が自分で挑戦しようと思えるような、何かの可能性を見出してあげるようにしましょう。
子供の頑張りは親が引き出す
子供に頑張らせる方法についてご紹介しました。やる気の出ない子供に対して、親がかける言葉というのはとても重要です。
頑張れというのではなく、他の方法で子供のやる気を引き出してあげましょう。子供が少しでも前向きに考えることができるように、親がしっかりと支えてあげるようにしましょう。