子供を産むと母親のありがたさを実感する。そんな言葉がありますが、逆に出産をきっかけに母親が嫌いになったというママもいるのではないでしょうか?
母親の小言や一つ一つの言葉にイライラしてしまい、母親を頼るくらいなら少しつらくても自分一人で子育てをしたいと感じてしまいます。
そんな母親への感情に戸惑い罪悪感を覚えてしまうママも少なくありません。いったい産後に母親をうっとうしいと思う原因とはなんでしょうか?
自分の子育てを全否定された気持ちになる
母親は孫のことを心配して様々な助言をしてくれているのでしょうが、その言葉ひとつが正直うっとうしいとかんじてしまいます。掃除をしているのに、ここの掃除ができていない。子供が風邪をひいたら体調管理がなっていない。
問題行動をおこしたらしつけがなっていないのではないのなど、母親に悪気がなかったとしてもその言葉が、私の育児を否定して楽しいの?と感じてイライラしてしまいます。そんな母親の言葉に傷ついているママは、まずは客観的になってみましょう。
逆の立場になったときに、可愛い孫がしんぱいで口をだしてしまう気持ちは何となくわかるのではないでしょうか?
自分がママになったのと同時に、あなたの母親も初めておばあちゃんになったのです。不安な気持ちや心配する気持ちから口うるさく言ってしまっているというのを理解して、少々の小言は多めにみてあげましょう。
気持ちをわかってくれない母親に苛立つ
母親は自分の味方であり続けてほしい。そう思っているからこそ、母親の言葉やちょっとした態度や行動にイライラして嫌悪感を抱きます。
自分とは違う考えを持っているのは当たり前だと分かっていても、産後の不安定な気持ちに寄り添ってほしい母親という存在が自分の考えと違ったことを言うと、どうしても孤独感を覚えてしまうのも原因です。
そんな事情から母親に苛立ちを覚えている方は、母親のことを母親とは思わず一人の人間とみるようにしましょう。
母親だからイライラしていたことも、自分とは違う人の意見だと思えば素直に受け入れることができます。同意はできなかったとしても、そんな意見もあるんだ、くらいには思えるようになります。母親に苛立ちを覚えたら、本当に嫌いになる前に気持ちを切り替えるようにしましょう。
昔の育児を押し付けてくる
昔の育児を押し付けてくる母親に苛立ちを覚えるママも少なくはありません。母親が育児をしていた時の常識は、太古の昔の育児です。
そんな大昔の育児の常識を押し付けて今の育児の常識を批判してくる母親にイライラしてしまい本当にうっとうしいと感じてしまうのです。
そんな母親を持っていることに落ち込んでしまい、何で私の母親はこうなんだろうとすら思えてしまうのです。そんな母親には、今の育児を専門家の意見を添えて話しましょう。
昔はそうでしょうが、現在の育児はこのようになっているというのを医者の意見や現在の育児書を見せながら一つ一つ解説していくことが、母親の考えを変えさせる方法となります。母親の古い育児理論を打破するには説得力のある説明をするように心がけてください。
母親が嫌いになりそうなら距離を置くのも大切
母親だからこそ、ちょっとした指摘が心に引っかかり心にモヤモヤとした思いが渦巻くこともあります。それもこれも自分にとって近い存在だからこそです。
そんな母親が嫌いになりそうならば、一度距離を置いてみるのも一つの方法です。母親だからこそ、踏み込んでほしくないこともあるというのを、お互いに認識できれば確執は浅いままとどめることができます。
母親にすべてを理解してもらうのは到底無理だとあきらめてしまえば、円滑な関係を築けますよ。