子育てを手伝ってくれたり、家事を率先して行ってくれたりと、イクメンパパを持つとママは大助かりですよね。しかし、イクメンパパでも「自称イクメンパパ」を持ってしまうと、何かと問題に発展しやすいものです。
今回はそんな自称イクメンパパのあるあると対処法についてご紹介しましょう。
いいとこどりの家事と育児
洗濯は洗濯機に洗濯物を入れて干すだけで、取り込まないし畳まない、しまわない。料理は作るけど洗い物はしないし、掃除もしない。子供とたくさん遊んでくれるけど、自分が疲れたらさっさと休憩して子供がぐずっていても知らない顔。
そんなパパは、確かに子育てや家事を手伝ってくれてはいますけど、楽でいいところばかりをして子育てと家事をやった気になっているだけで、実際は面倒なことをママに押しつけているだけですよね。
そんないいとこどりしかしない自称イクメンパパは褒めれば褒めるほど、感謝の気持ちを伝えれば伝えるほど、調子に乗ってしまいます。かといって、褒めたり感謝をしなければ「せっかくやってやったのに嫌味を言われた」と、歪んだ考えを持ってしまいます。
そのようなことを避けるためにも「ここまでしてね」と、きちんとやってほしいことを伝えてみましょう。すべてを終わらせてから「ありがとう」「助かった」「さすがパパ」とたくさん褒めてあげるようにすれば、パパもここまでが家事と育児だと認識してくれるはずです。
中途半端な家事でドヤ顔をする
掃除や洗い物をしてくれたとしても、中途半端にしか家事をしてくれない自称イクメンパパも多いです。お部屋を掃除しても部屋の隅は掃除していない、洗い物をしてもすすぎ残しがたくさんあるなどなど。どのような家事をしても完ぺきではなく全て中途半端になってしまうのです。
そのような詰めの甘い家事を指摘したら「せっかくやってやったのに細かい!」と、逆切れされてしまうこともあるのがたちの悪い所ですね。そのような中途半端な家事しか行えないのに「やってやった!」と、ドヤ顔をしているのがとってもムカつくというママも多いのではないでしょうか?
ただ、そこで「全然家事ができていない!」と指摘をしてしまっては喧嘩になってしまいますので、できればその怒りはグッとこらえて「ありがとう」とまずはお礼を言いましょう。
お礼をしっかりと伝えた後で「でも、次はもっと○○してくれたらうれしいな!」という伝え方をしてみてはいかがでしょうか?そのような伝え方をすればパパも素直に受け入れてくれる可能性が高くなります。
お金をかけすぎ
たまに料理をしてくれたとしても、やたらと凝った料理を作ったりする自称イクメンパパ。時間をかけてとても美味しい料理を作ってくれるのはいいのですが、そのような料理にはそれだけお金もかかってきます。
こちらとしては、一か月の食費を計算しながら毎日料理をしているのに、異国情緒漂うおしゃれなご飯を作るために高い食材や、高い香辛料を勝手に購入して使うパパにイラっとするママも多いのではないでしょうか?
しかも、そのようなパパに限って「俺って料理の才能あるかも!」と、勘違いをしてしまい休日のたびに高級な食材を使った凝った料理を作ってしまいがちです。
そのような自称イクメンパパの無駄遣いを阻止するための対策は、始めから予算を決めて「この予算で美味しい料理を作ってね」とママからリクエストしてみましょう。
男性はそのような縛りがあると、ゲーム感覚で燃えるタイプの人も多いのでぜひ安い食材でいかに美味しい料理を作るかについてリクエストしてみましょう。
自称イクメンパパを非難せずにうまく転がそう
自称イクメンパパはおだてられると非常に喜びます。その特徴を利用して、ぜひイクメンパパを上手に動かして家事や育児を手伝ってもらうようにしましょう。