歯磨き嫌いな子供に使える裏ワザとは?

2歳にもなると好きなことはとことんやり通す。反対に嫌いなことはとことん拒絶する。そんな好き嫌いがはっきりするのは、歯磨きにも言えること。歯磨きを嫌がる子供に悩まされているママは多いと思います。

そこで今回は実際に2歳の我が子に試した、歯磨き嫌いな子供に使えるテクニックを紹介します。歯磨きを嫌がる子供に悩まされているママ必見です!

大嫌いな歯磨き

うちでは正式にきちんと歯を磨きだしたのは1歳を過ぎた頃から。最初は泣き叫ぶ息子でしたが、いつかは慣れるだろうと根気よく習慣化していました。が!しかし!慣れません!

2歳を過ぎても嫌いなまま。今では、私が歯磨きを手にしただけで「やだー」と言って逃げていきます。乳歯とはいえ、虫歯は一回なると永久歯に生え変わってもなりやすいと聞いて、親としては磨かないわけにはいきません。

小さいうちから虫歯で歯医者なんて可哀想だし・・。どんなに泣き叫ばれても磨くしかないんですよね。どうにかして、歯磨きをすんなりとさせてくれるようにはならないものか・・。

ママ先輩の意見を調べてわかったこと

困った私はネット頼み!早速、ママ先輩がどのような方法で、子供の歯磨き嫌いを克服してきたのか調べてみることにしました。やはり、同じ悩みを持つママは多く、色んなアドバイスがネットに書いてありました。

怖い顔で強制的にするのではなく、しないと〇〇ちゃんが痛いから、一緒にやっつけようね〜というスタンスで試してみるなど、つまりは歯磨きの仕方を根本から見直すのですね。

グッズで助けてもらう方法もあるようです。( 参照:子どもの歯磨きが楽しくなるテクニック&グッズを紹介!

DVDやYouTubeで歯磨きの楽しい動画を見せて歌って歯磨きしたり、可愛い歯ブラシや歯磨き粉を用意して選んでもらったり、ぬいぐるみに歯を磨いてもらったり。これも歯磨きをいかに楽しくするかっていうことが大切ですね。

歯磨きを嫌がる子供に試したこと3つ

いくつかあった歯磨き好きにさせる方法の中から、うちの息子に合いそうなものをピックアップして試してみたので、結果と合わせて報告します。

笑顔で歯磨きの意味を諭してみた

2歳半を過ぎているので、ある程度言葉の意味はわかっている息子。まずは歯磨きを何故するのか?というところから説明してみました。

「ご飯やお菓子を食べるとお口の中にそれが残っていて、そのご飯やお菓子をもらいに虫歯さんがやってくるんだよ。そうするとお口の中が痛くなって、お医者さんに取ってもらわないといけなくなるの。」

「嫌だよね?痛いのもお医者も嫌だよね?」息子は真剣な表情で「うん。」と。「そうならないためには、ママがお口を綺麗にしてあげないといけないの。だから歯磨きしゃかしゃかしないといけないの。」「わかる?」息子はまたまた真剣に「うん。」と。

そして歯ブラシを手にして、「よし、これでママが、虫歯さんなんてこなくしてあげるから!安心してね!」と満面の笑みで息子をギューして味方アピールしてみました。すると少し嫌がりつつも口を開いてくれたのです!今までは口を開くことがなかったので、息子なりに歯磨きをする大切さを少しは理解してくれたのかもしれません。

歯磨きグッズを変えてみた

次は歯磨きグッズを見直すことにしました。今はドラッグストアに売っているアンパンマンの歯ブラシ一本のみ。これに息子の好きなトーマスの歯ブラシ、新幹線の歯ブラシ、くまさんの歯ブラシをプラスして、可愛いコップに4本の歯ブラシを準備。更にうがいができない子供でも使えるイチゴ味とブドウ味の歯磨き粉も用意してみました。

歯磨きの時間にそれを息子に見せて「今日はどれにするー?」と選ばせてみたのです。すると目の色が変わった!「いっぱーい!どれにしよかなー?」と嬉しそうに歯ブラシ選び。それから何味にしようかと歯磨き粉選びを始めました。

自分の好きな物いっぱいの中から選ぶというのが嬉しいみたいです。そのままニコニコと歯ブラシと歯磨き粉を持ってきて、歯磨きをさせてくれました。あーなんてスムーズな歯磨きの時間・・。こんなことなら、もっと歯ブラシを増やしても無駄ではない!と感じました。

お人形さんの力を借りてみた

それでも今日は嫌だ!と言った時には、お気に入りのお人形に磨いてもらうことにしました。「じゃあ今日は特別にしまじろうに磨いてもらう?」と聞くと「うん!しまじろう!しまじろう!」と。

パパやママではダメなことも、しまじろうならOKなようです。しまじろうに歯ブラシを持たせてシャカシャカ。正直きちんとは磨けません。でも、歯磨きをするという点ではクリアです。たまにはこんな日も良しとしましょう。

怖いなんて思わせたらダメ

調べてみて、今までの自分の歯磨き時間を反省。なんだか嫌がる息子にムキになって歯磨きしてたような・・。きっと私の顔は怖い顔だったことでしょう。

歯磨きの時のママは怖い!歯磨きは怖い!となっていたのかもしれません。歯磨きの時のママは楽しそう!歯磨きって楽しい!そう思わせないといけないですね。ぜひ、歯磨きを嫌がる子供に悩んでいるママは、今回紹介したことを試してみてください。