暑い夏の夜に子供を安眠させる対策は?アイテムやエアコンの使い方

暑い時期がやってくると子どもはよく寝付けずに寝ぐずりししてしまいます。連日熱帯夜が続くこともあり子どもだってつらいものです。

そんな暑い夏の夜を安眠するためのアイテムやエアコンの使い方を紹介していきます。

快眠パジャマで暑さ対策

子どもは基礎体温が高く、新陳代謝もよいためとても暑がり、汗をたくさんかいてしまうものです。そんな子どもの体にあったパジャマ選びをするのに参考にしてください。

肌に直接触れるパジャマは、汗をよく吸ってすぐに乾くものが良いです。メッシュの生地が適しています。そして、温度調節があまり上手ではないため露出が多いものですと汗の吸収が出来ないため余計に蒸れてしまいます。上は半袖でもいいですが、下はなるべくなら長ズボンがおススメです。

また、このズボンですが、腹巻つきのものが特におススメです。内臓はなるべく冷やさないようにしたほうが安眠でき、寝冷えから体を守ってくれますので、是非腹巻つきパジャマを選んであげて下さい。

ひんやり寝具で涼しくしてあげよう

熱帯夜を切り抜けようと夏場になると様々なひんやり寝具が店頭に置かれるのを見ます。その中から、子どもにも良いひんやり寝具グッズを紹介します。

冷却シートという布団に敷くタイプのひんやりアイテムがあります。これは最初は冷たいけれど段々とぬるくなってきてしまうのですが寝つくまでは、これがあるとひんやり気持よく寝苦しい夜ともおさらばできます。

これと同様に枕のタイプもあるので首元が冷やされて気持くなります。ですが、私がおススメなのはひんやり枕よりも断然アイスノンです。

冷凍庫に入れておくと凍って硬くなってしまうものもありますがジェルが固まらずに柔らかいままで使用できるもののほうが子どもの頭がフィットするので最適です。直接使わずにタオルなどにくるんでから使用すると冷たくなりすぎず、朝までぐっすりねむることが出来ます。

布団をいやがってしまうけれどかけなくていいの?

子どもは暑いと本能的に掛け布団を蹴ってしまいますよね。寝返りもするので何度もかけなおしてあげても子どもに布団がかかっていない状態になると寝冷えをしないか心配になってしまいます。

ですが、子どもは体温が高いため大人よりも暑さを感じてしまいます。暑いのに布団をかけることでたくさん汗をかいてしまい眠りが浅くなってしまいます。無理に布団をかけなおさなくても大丈夫です。

もし、それでも心配でしたらタオルケットやバスタオルだどの生地が薄いものをお腹の部分にだけかけてあげると布団を蹴ってしまうことはありません。そしてお腹だけかけてあげると寝返りしているときにちょうどお腹の部分にまきついてくれるなんてこともあります。

また、先ほども紹介しましたが、腹巻つきのパジャマを使用すると寝冷え対策になります。現在腹巻つき物をもっていない場合には単品で腹巻をしようすることによって布団がはがれても安心できますね。

熱帯夜のエアコンの上手な使い方

熱帯夜はエアコンを使いたくなるものですが、ずっと使ったままで眠っても平気なのか心配になりますね。結果から言いますと、使用してください。

使用しないで熱帯夜を乗り切ろうとした場合、寝ている間に夜間熱中症になってしまう恐れもあるので丁度いい温度に設定すれば使用したほうが安眠できます。

快適な設定温度は、26℃~28℃で湿度は50%以下が快適に眠れる温度と湿度だと言わせています。ですが、これでも暑く感じてしまうことがある場合には扇風機を使うと空気の循環をしてくれるため気持よく眠ることが出来るのです。

使用時には、直接冷たい風が当たらないようにして、自動で切れるようにタイマーのセットをしてください。切るとまた暑くて眠れなくなってしまう心配があるようでしたら、設定温度は28℃のほうが良いでしょう。

寝る子は育つ

寝る子は育つというのは本当です。子どもの体を育む成長ホルモンは深い眠りについているときにもっとも多く分泌されているのです。

健やかな成長にはぐっすり眠ることが欠かせません。暑さで眠れずに体調を壊してしまうこともあるので、安眠グッズやエアコンを上手に使用して睡眠環境を整えて熱帯夜を乗り越えてください。