子供が小学校に通うようになると、これまでとは違って勉強が始まり、それに対する評価を受けるようになります。学期末になると成績表をもらってくるようになるのです。
子供の成績は親にとってとても気になることで、成績表を見るのはドキドキワクワクすることですよね。子供の学校での頑張りが載っている成績表は、どうやって見て、どう反応してあげると子供のためになるのでしょう。
子供が学校に通うようになり、成績表をもらってきた時の成績表の見かたやその対応についてお教えします。成績表楽しんで見てあげましょう!
じっくり見る
成績表には色々な情報が載っています。教科ごとの成績はもちろん、生活の面でも評価をされています。色々と先生が個人に宛てて書いてくれた文も載っていて、見るべきところはたくさんあります。
子供から成績表を渡された時には、簡単に見て評価するのではなく、まずじっくりとすみずみまで見るようにしましょう。
子供にとって親が成績表をじっくりと見てくれている様子というのは、とても嬉しく感じられることで、それだけで自分の学校での頑張りが認められたような気になれるものです。成績表はじっくりと時間をかけて見てあげるようにしましょう。
いい点を探す
成績表を見るときに何も意識しないで見ると、つい成績が悪い部分が目についてしまいます。ここもできてない、あれもできていないという部分がどうしても気になってしまうのです。
できていない部分をチェックすることも成績表の役目であって大切なことなのですが、まずは、子供のいい点を探してあげるようにしましょう。前と比べてできるようになっている部分や、頑張っている箇所が成績表をよく見ることで分かるはずです。
悪いところを探すのではなく、いい点を見つけてあげる、そういう意識を持って成績表を見るようにしましょう。どんな成績表にもいい点はあるはずなのです。
褒める
成績表をもらってきたら、色々と気になる点があることとは思いますが、まずは一学期間のがんばりを褒めてあげるようにしましょう。
どんな成績であっても子供は子供なりに頑張っています。その評価が成績表ですから、まずは一学期間頑張って学校に通えたことを褒めてあげるようにしましょう。
そして、その後で具体的な部分についても褒めてあげましょう。具体的に褒めてあげることで、子供のやる気は増し、いい部分をもっと伸ばしていこうと頑張ることができるようになります。親から褒められるということは子供にとって嬉しいことです。どんどん褒めてあげるようにしましょう。
頑張る点を見直す
子供がもらってきた成績表をじっくり見て、いい部分を探し、褒めてあげたら、これから頑張っていきたい点についても見直していきましょう。
褒めてあげることも大事ですが、今の自分にどういった点が足りていないのかということが知れるのも成績表の役目です。褒めてあげた後で、自分が今後頑張る点についても話しておきたいですね。
叱るという形ではなく、今の自分に足りていない部分を見直し、今後頑張っていきたい点を確認するといった形で話をしましょう。そうすると、よく理解ができ次の学期の目標ができるでしょう。
成績表、子供と一緒にじっくり見よう!
いかがでしたか?成績表は子供が一学期間頑張った証として学校から持ち帰ってくるものです。その成績表は、じっくりとすみずみまで見るようにして、なるべくいい点を見つけてあげるようにしましょう。
そしてどんな内容の成績表だったとしても、まずは一学期間の頑張りを褒めてあげるようにしましょう。褒められるということは子供の原動力となります。
そして、褒めるだけではなくきちんと自分に足りない部分はどこなのかということを見直し、新たな学期に備えるようにしておきましょう。