最近、働くママが増えてきているのをご存知でしょうか?今までは、働いていたら朝から晩まで、きっちり1日8時間は拘束されて自由な時間があまりないから、結婚して妊娠したら仕事を辞めるという人が多かったかと思います。
ですが、ワークスタイルが日本全体でだんだんと改革され、今までのような「長時間労働こそが正義」という時代は終わり、「効率的に時間短縮でいつも通りの給料を」という質を重視した働き方が多くの企業で取り入れられるようになったのです。それは、働く世代が少なくなっているからです。
今までのように男性が頑張ればなんとかなる時代ではなく、それは家計にも当てはまります。もしかすると、将来の貯金が0円になってしまう可能性もこの時代には潜んでいるのです。
テレワークって何?
近年になって、国がテレワークという言葉を頻繁に使うようになりました。テレワークとは、「テレ=離れた場所で」「ワーク=仕事をする」という意味です。
ついテレアポを想像してしまいますが、出張などもテレワークの1つです。この働き方は、時間にとらわれずに、自分の好きな場所で働けるという解釈をすることもでき、多くの企業がこの働き方を取り入れています。
たとえば、妊娠中にも働きたい人に自宅で働ける環境を作ったり、遠方の実家で妊活をしたい人や、子供が大きくなるまで自宅で働ける環境を作ったりするのです。
これによって女性が無理をせずに、子供との時間を確保しながら給料をもらうことができ、企業にとっては人材不足であったり、女性の考え方が必要な世の中で、キャリアウーマンとママという2つの顔を持つ女性を雇用できることが企業成長に役立つのです。
今の時代共働きじゃないと、将来のお金が足りない!
人生100年時代という言葉を聞いたことがありますか?ロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授は、これまでは80歳くらいまでの人生設計を誰しもが考えてきましたが、今の20代より若い世代は、100歳以上生きる確率が格段と高まっていると言います。
それはストレスが軽減された社会であったり、医療が充実した社会であったりと社会的理由が様々あります。これは難しい話ではありません。要は、長寿化してしまった社会の中で誰もが「今までよりも長く働き続ける必要がある」のです。
今までのように退職は60歳で、男性だけが働けば生涯安定して暮らせるわけはなく、なおかつ少子化する世の中で年金が支給されない可能性もあります。男女ともに効率的に長く働く必要があることを、早いうちから念頭に置いておきましょう。
テレワークできる企業とは?
テレワークできる企業は、40%以上はIT・通信・インターネット関連で、パソコンが一台あればどこでも働ける会社です。
実際に、総務省のテレワークで北海道北見市と提携している企業は熱心に働くママの実現を考えており、アイエンターやウィルリンクシステム、要などIT企業が多くを占めています。
IT以外にも、大手メーカーや商社、マスコミや金融、コンサルティングなどの分野では、情報通信技術を駆使し、積極的に個人のワークライフバランスを整えるシステム作りを行っています。
もしかすると、今働いている企業でもテレワークが導入されていたり、導入を考えているかもしれませんね!もしまだのようであれば、あなたがきっかけとなれるように働きかけてみてはいかがでしょうか?
背中を見て育って欲しいからこそ、かっこいい働き方をしよう!
団塊世代はこの働き方改革を理解していないことが多く、企業のトップにいる人たちが「長く働くことが正義だ」ということもあります。ですが、女性の体はとても繊細です。キャリアウーマンで幸せを勝ち取っても、体を壊してしまっては母親になるという幸せを噛み締めることはできません。
子供は、自分の親に憧れをもって育ちます。今までは多くの人が父親からしか働き方を学ぶことができませんでした。
女性は細かい仕事を丁寧に、効率的に行うことが得意だったり、細かい指摘で周囲にストレスを与えることなくリーダーシップを発揮することができると言われています。
そのような女性ならではの働き方を、自分の子供に感じてもらえたら嬉しいですよね。ママも、背中を見て育って欲しいからこそ、かっこいい働き方をしましょう!