ママが働いてパパが家庭に入って育児から家事までを行う、専業主夫という選択肢を選ぶ人が増えてきていますが、専業主夫を行うには少々大変だと感じることもあるのではないでしょうか?
周囲の目も気になりますし、本当に家事や育児を行うだけのスキルが夫にあるのか?という問題も出てくるでしょう。さらにママが働きパパが家庭に入るという家庭環境は果たして子供にとっていいのか?という不安もありますよね。
そこで今回は、専業主夫の現実を見ていきましょう。ママの方が給料面がいい、ママの方が仕事をやりたがっているという夫婦ならぜひ参考にしてくださいね。
ママ友の中に入っていけない
育児をしているとどうしても子供同士が集まる場所に親が顔を出すことになりますが、その際に行くのはパパということになります。
もちろん、ほかの家庭はママが子育てを行っているところがほとんどでしょうから、女性がたくさん集まる中に一人だけ男性という気まずい状況に陥ることも珍しくはありません。
女性特有の話や、女性ならではの話、さらに旦那様の愚痴や男性への不満もママ達の間では会話にあがります。そのような話に入っていけるのか?またはママ達はそのような話に男性を果たして入れてくれるのか?
別にママ達の会話に入る必要はないだろうと思われるかもしれませんが、公園に行ったときに子供がそのグループの子供たちと遊んでいる場合は、当然そのママ達の中に入るしかありませんよね。
そのママ友グループの中に入れないからと遊びたがっている子供を引き離すのもかわいそうです。そんなママ友たちといかに接して、いかに会話を乗り切るのか、そこが専業主夫には求められてきます。
好機の目にさらされる
専業主夫は増えてきてはいますが、それでもまだまだ珍しくママ友の中でも「○○君のパパは専業主夫なんだって」と、話題になります。そんな物珍しさから、しばしば好機の目にさらされることもあります。
また、ママの中には「専業主夫ってどんなのですか?」「奥さんの稼ぎはいいんですか?」「専業主夫をしててつらくないんですか?」「子供が大きくなったら就職先はどうするんですか?」と、必要以上に様々なことを聞いてくる傾向にあります。
そのような好機の目にさらされたら、多くの人はいい気分にはなりませんよね。物珍しいからこそ、ヒソヒソ話をされたり、なんともいえないような目で見られたりするのですからたまったものじゃありません。
そんな好機の目にさらされることに抵抗があるパパや、注目されるのが苦手なパパは、人前に出るときは専業主夫であるということを隠すか、好機の目にさらされることに耐え抜く必要があると覚えておきましょう。
ママの風当たりも注意
専業主夫ということで好機の目にさらされるのはパパだけではありません。パパに家庭のことは任せて自分が働きにでるママも周囲から様々な好機の目でみられてしまいます。
場合によっては周囲の人から「育児を夫に押し付けた人」「育児を放棄した人」「働かないダメ夫を持つ人」と思われてしまうかもしれませんね。そのような心無い周囲の言葉や、偏見の目で見られてしまう気まずさに耐えながら仕事をしなければいけないのはツライですよね。
さらにママにとっては子供とずっと過ごしたいと思っていても働いているためそれもかなわない状況に悲しくなってしまうかもしれません。そのようなことを考慮してパパが専業主夫になるのか?共働きにするのか考えてみましょう。
専業主夫か共働きか、それぞれのメリットとデメリットを考えよう
専業主夫という選択肢をしなくても、子供を保育園に預けられる状況なら子供を預けて共働きをするという選択肢もあります。
もちろん、子供と一緒にいたいと思うなら専業主夫になるのもいいでしょうが、専業主夫になったらデメリットもあるということを覚えておきましょう。