いつからできる?ベビースイミングの効果は?意味ない?赤ちゃんの水泳のメリット・デメリット

赤ちゃんからできる習い事のひとつとしてベビースイミングがあげられます。赤ちゃんはお腹の中で羊水にプカプカ浮いていたから、水に入ることは自然なことなどと言われることがありますが、ベビースイミングにはどのような効果があるのでしょうか?

今回はベビースイミングのメリット・デメリットなどについてまとめてみます。

ベビースイミングとは?

スイミングといっても、ベビースイミングは泳ぐことを目的としたものではありません。ママが抱っこをしながらジャンプをしたりぐるぐる回ったり浮かんだり…水に慣れるための水遊びのような内容になります。

赤ちゃんが楽しく水に入れるように、オモチャを使用したり、いないいないばぁなどの手遊びや歌遊びなどもあります。ベビーヨガやベビーマッサージを兼ねているようなスクールもあります。

いつからはじめられる?

スクールによってまちまちですが、ベビースイミングは基本的に生後6か月からはじめられるようになります。筆者の通っていたスクールでは、生後6か月~3歳児と保護者2名までで1回45分、週1回で7500円、週2回で9800円といった内容でした。

ベビースイミングといっても細かな内容はスクールによりますから、気になることは事前に確認しておきましょう。

どのような効果がある?

筆者の通っていたスクールでは以下のような効果があるとされています。

  • 親子のスキンシップ
  • 免疫力アップ
  • 夜泣き防止
  • 精神安定
  • 水に対する順応性
  • ホルモンバランス改善
  • ママのダイエット
  • ママ友作り

免疫力やホルモンバランス、精神安定などについては個人差があるので、残念ながらすべてに効果があるとは言えません。

「効果が出ればラッキー」くらいの気持ちで、効果を期待するよりは親子でベビースイミングを楽しむことの方が大切かと思います。

ベビースイミングのメリットとは

上記にあげたような効果があるとすると、ベビースイミングのメリットはかなりある…ということになりますが、実際には水に慣れることと、親子のスキンシップ、母子ともに定期的な適度な運動ができること、友達づくり…などが誰もが感じられるメリットではないでしょうか。

また、長い目でみると、プールを続けることで心肺機能が上がり、風邪をひきにくい体になることも期待できます。また、ママの気分転換になること、赤ちゃんが同じ月齢の子どもと過ごすことで刺激を受けることなどはメリットと言えるでしょう。

とは言え、ママがプールを好きでない場合は無理をして子どものためにやることもないと思われます。あくまで親子で楽しむ習い事として考えましょう。産後のボディケアやダイエットを兼ねられればうれしいですね。

ベビースイミングのデメリットとは

一番のデメリットは感染症にかかりやすいこと、冬場は風邪をひいてしまう場合があることでしょう。代表的なもので言えばプール熱、手足口病、ヘルパンギーナなどがあります。

他にも流行り目や水いぼなど、接触感染するものはプールでうつる可能性があります。肌を露出していることから、水や共用タオル、ビート版などから粘膜の間接的接触がおこります。

また、プールによる体力の消耗や温度差から発症しやすい状況にあると言えます。他にも、プールに入るには着替えや髪を乾かすなど何かと手間がかかりますし、決まった時間にいかないといけないので赤ちゃんのお昼寝時間などにも気を遣い、何かと負担に感じることも考えられます。

赤ちゃんと楽しむことが大切

ベビースイミングは効果を期待するよりも、ママも楽しむ習い事として考えましょう。その結果、赤ちゃんがよく寝てくれるようになったり身体が丈夫になってくれたら嬉しいですね。

筆者の個人的な感想としては、赤ちゃんの頃から水慣れしていることは後々にもメリットがあると思っています。幼稚園くらいの頃に水が怖いと顔をつけることが難しいですし、小学校になるとプールを習っている子とそうでない子の差は明白です。

万が一溺れたら…などとと考えてしまうのも親心です。ベビースイミングとスイミングスクールは別物であり、そんな先まで考える必要もありませんが、後々に泳げるか泳げないかは、水にどれだけ入ってきたかにもよるでしょう。

ベビースイミングは、スクールによってはお試しレッスンや数日間だけの短期レッスンなどもありますから、興味のあるママは是非調べてみてくださいね。