頭ごなしに怒ってはダメ!子供が悪いことをしたときの対処法

子供でもしてはいけないことをしたら、叱らないといけませんよね。何か悪いことをした時、どういう対処をしていますか?理由も聞かずに怒ったりしていませんか?そんな時どうする?をまとめてみました。

様子がおかしいなぁと思ったら嘘をついていた

話しをしている時に、話しの流れがおかしかったり、目を合わさずに話しをしたりすることはありませんか?子供は子供ながらに、何かを隠す時には嘘をつこうとします。

大人からすれば簡単に見破れる嘘かもしれませんが、それは、悪いことをしてしまったことに気付いてるからこその、自分を守る為の嘘かもしれません。まずは、なぜ嘘をついたのかを聞いてあげてください。

そして、嘘をつくことは悪いことだということを教えてあげましょう。しかし、時と場合によっては、誰かを守る嘘かもしれません。その場合は理由も聞いて、守ってあげたことは偉いけど、その守ってあげたお友だちの為にもダメなことはダメだと伝えてあげようと教えてから、褒めてあげるといいでしょう。

隠し事をしていた

どんな小さな子供でも、しまった!と感じると隠し事をします。嘘をつくこととにていますが、例えば本を読んでいたら間違えて破れてしまったけど、そのままにしておいた…これは、きっと間違って破れてしまったけど怒られてしまう!と感じたからだと思います。

この場合は、わざとじゃないなら怒らないからちゃんと話しをしてね、と伝えてあげましょう。それから、間違いでも謝ることを教えてあげます。

もし、その本がお友だちの物なら、わざとではなくても謝る必要があるからです。しかし、悪気があっての隠し事の場合は理由を聞いてから、しっかり怒る必要がありますね。

人を叩いてしまった

子供同士のケンカには、叩いた、叩かれた!なんてことはよくある話しですが、どんな理由があっても手を出してはいけません。叩かれたとしても、やり返しはダメです。

もし、ケンカになった時には幼稚園や保育園、託児所なら先生に話してね、公園や家ならママやパパに話してね、と教えてあげます。

しかし、子供だからといって、何をされても我慢できる訳ではないですし、腹も立ちます。どうしようもなく手を出してしまった時には、じっくり、しっかり、ゆっくり話しを聞いてから対処してあげましょう。

物を取ってしまった

まだ、本当に小さな頃はスーパーでお金を払う前にお菓子をあけて食べてしまった、とか、お友だちの家にあったおもちゃをそのまま持って帰ってしまった、なんてことはよくあります。それは、欲であり、悪気はありません。

しかし、売っているものはお金を払ってから!人のものは持って帰ってはいけない!と、伝えてあげます。そして、物心がついてくる年齢になると、小さかった頃とは話が変わります。

悪いと分かって取ったり持って帰ったりすることは、立派な犯罪です。小さい頃からダメなことはダメと、しっかり教えてあげてくださいね。

子供の時には許されたとしても、必ず自分で責任を取らないといけなくなる時が来ます。そのことを、しっかり伝えてあげることが大切です。

悪いことをしたのには理由があります!

子供が悪いことをするには、必ず理由があります。それは、前にも書いたように、欲からくるものや、悪いと分かってしてしまったことや、理由は様々ですが、その度にまずは理由を聞いてあげてください。

必ず理由があるはずです。悪いことは悪いのです。しかし、理由を聞くことで、今のお子さんの心が見えてくるはずです。そうすれば、そのことに対して答えてあげることもできますし、気持ちも聞けます。

どういう思いで、なぜそんなことをしてしまったのか、もしかしたらかまって欲しいとか、寂しかったなんて、言葉にできないことからの反動だったりするかもしれません。悪いことをしてしまっても、向き合って話しをしてあげるところから初めてあげてください。