皆さんは「ワンオペ育児」という言葉を知っていますか?最近何かと話題になることが多いですね。旦那さんの協力が得られない状態でママが一人ですべてをこなすワンオペ育児。
旦那さんが仕事で帰ってくるのが遅い場合や、出張が多い仕事で物理的に完全に一人の状態、実家など頼れる人が近くに居ない場合など、家庭によって状況は様々です。
最近ではイクメンという言葉と同じくらい認知度があるのではないでしょうか。今回は、ワンオペ育児はこんなことが大変!というお話をまとめてみました。
子供が夜中に具合が悪くなった時
子供が小さいうちは特にですが、夜中に急に高熱が出てしまったり、嘔吐が始まってしまったなど大変なことも多いですよね。
定時で旦那さんが帰ってきていて、育児などに協力的な場合は、上の子がいても預かってもらい夜間救急に行ったりできますが、旦那さんの帰宅が遅かったり、出張でいない場合などは具合の悪い子供のほかにもその兄弟も準備をさせ病院に行かなければいけなかったり、最悪入院になった場合は元気な子供たちも一緒に入院や、誰か見てもらえる人を探さないといけないなど必ず誰かの協力が必要になってきます。
筆者も実際、旦那が出張中に下の子が入院になってしまい、子供を見れる人が居なかったので元気な上の子たちも一緒に入院した経験があります。元気な子供たちが病院から一切出れないというのは母子ともにかなりのストレスでした。
ワンオペ育児はママの精神状態が重要!
ワンオペ育児をこなすママたちは、常に子供のことや家事、仕事などに追われて精神的にも体的にも休まる暇がありません。そうなってくると心配なのはママの精神状態です。
特に普段からなかなか弱音を吐けず、頑張り続けてしまう傾向がある人は要注意ですよ。いくら母親とはいえ、ママたちだって人間です。それぞれのキャパがあり、限界があります。
育児はただでさえ大変で、それに加えて家事や仕事をするのにも一人でできる限界があります。状況的にワンオペ育児をしないと生活が成り立たないという人は、育児や家事で上手に手を抜く方法を身に着けることも大切ですよ!
ママ本人が体調不良でダウン!こんなときどうする?
育児中のママにとって一番大変なのはこれですね。ママ本人の体調が優れずダウンしてしまった時です。ワンオペ育児じゃなくても、お子さんが小さい場合や保育園などに行っていない場合は本当に困ります。
熱があったりしても、子供は構ってほしくて泣きますし、寝たくてもなかなか寝られないことも多いですよね。
こんな時に、旦那さんや実家の家族などの協力が得られればいいですがそうじゃなかった場合、一時保育やファミサポを利用するにも事前の申請や予約が必要だったりとなかなか難しい場合も多いです。
こんな時は、まず最初は大変ですが病院にかかる、もしくは授乳中でなければすぐに薬を飲むというのが大切です。
自分も体調が悪い中、子供を連れて病院に行くのはかなり億劫ですししんどいのも分かりますが、休めない中放置していて悪化して長引くよりは早めに薬を飲んで子供のお昼寝と同時に寝てしまうほうが治りは早いと思います。
もし吐き気がひどいなど症状によっては、病院で点滴や注射をしてもらえたり、坐薬が処方されることもあるので、その場合は無理して我慢するのではなく病院にいくことをおすすめします。
上手な手抜きでワンオペ育児を少しでも快適に!
ワンオペ育児は、本来であれば旦那さんなどに協力してもらい夫婦共に育児にかかわるようにするというのが1番いいですが、出張などでどうしても無理な場合にはママだけで乗り切らなくてはいけません。
今回は、ワンオペ育児中に大変なことや困ることについて話しましたが、実際にワンオペ育児をする中で困ることや、ママが参ってしまうようなことはもっとたくさんあると思います。
何度も言いますが、一人でこなすには限度があります。完璧にすべてをこなすのは無理だと割り切ってください。手抜きをしていても、全く何もしていないわけではありません。
ごはん支度もレトルト商品や総菜をアレンジして手抜きをしたり、洗濯だって疲れている日はしなくても次の日にすれば大丈夫ですよ!
育児に関しては、手抜きというのはなかなか難しいですが、1日のうちの中で子供の機嫌さえよければDVDなどを見させておく時間があってもいいと思います。
ワンオペ育児は大変ですが、ママの精神状態があんていしているということは本当に重要です。子供たちはママの気持ちに敏感で、ママが追い込まれていると子供たちもぐずりだしてしまうことも良くあります。
なので、ワンオペ育児をしなくてはいけない場合には子供たちと自分が笑顔で過ごせるように、上手に手抜きをして少しでも気持ちに余裕をもって過ごしましょう!