どうして?言葉が遅い子供の理由と対処法

言葉が早い遅いは子供によって個人差があるでしょうが、周りの子はとっても流暢に喋っているのに自分の子供は全く喋らない。そんなときに不安になってしまうママも多いでしょう。

いったいなぜうちの子は言葉を喋らないのか?障害でもあるのだろうか?言葉が遅くても問題はないのか?そんな不安を抱えているママのために言葉が遅い子供の考えられる理由と対処法をご紹介します。

周囲の子供に比べて小さい

子供の言葉が遅いと悩んでいるママに一度考えていただきたいのは、お子様は現在その月齢の中でも小さいほうなのか大きいほうなのか?ということです。

もしお子様が小さい場合は、周囲の子と比べて言葉が遅いのは体の成長がまだ追い付いていない可能性もあるので自然なことだといえます。

体が小さくても言葉が早い子供ももちろんいますが、通常は体が小さい、成長がゆっくりの場合は言葉をしゃべりだすのも遅い傾向にあります。

周囲の子供よりも言葉が遅いと悩むかもしれませんが、周囲の子供と比べるのではなく、お子様がちゃんと順を追って成長しているのかに目を向けるようにしましょう。

そうして気にしなくなったころにいきなり子供がしゃべりだしたというのも珍しくはありません。ぜひお子様のペースで成長する姿をしっかりと見守るように心がけてください。

無口な性格

物静かで無口な性格の子供の場合、言葉を喋れたとしてもなかなか人前でしゃべりたがらないという場合も考えられます。特に、言葉を喋らなくても不自由を感じていない子供は言葉を喋らないかもしれませんね。

そんな無口な性格の子供に対して心配になるだけではなく、自分の育て方が間違っているのかと必要以上に不安になるママさんもいらっしゃいますが、子供の性格は生活環境によるところと、生まれ持った性格による要因も関係してきます。

無口で物静かな性格がダメと感じているママも多いでしょうが、そんなことは決してありません。今は言葉を全く喋らない子供でも、気付いたら普通に会話ができるようになることもあります。今は悩まずにもう少しだけ気持ちを楽にして見守ってみる余裕を持ってみてはいかがでしょうか?

今はまだその時ではない

子供が言葉を喋るには、ある程度言葉のボキャブラリーを増やす必要があります。そのためにはたくさんの言葉に触れ、たくさんの人の会話を聞く必要があります。

そういった点から様々な子供や大人と接する機会の多い保育園に通う子供は言葉を喋るのが早いといわれているのです。

逆にママとしかほとんど接しない、ほかの子供との交流がないという子供は、言葉に触れる機会がどうしても少なくなってしまうので言葉を喋るのが遅くなりがちです。

しかし安心してください。そのような子供に限ってある日突然弾丸のようにしゃべりだす傾向にあります。ただ今はその時ではないのでしょう。

そんな子供には、言葉をたくさん覚えてもらうために普段から話しかけるのを意識してみてはいかがでしょう?もちろん返事はありませんし、会話もできませんがママがたくさん話しかけた言葉は子供の中で知識として定着し言葉を覚えやすくなります。

一方通行になるかもしれませんが、子供のためにもたくさん話しかけるようにしましょう。

言葉が遅いと感じても気にしない

子育てをしていると子供の成長が遅い部分を見つけては不安になってしまいますよね。しかし、子供の成長には個人差がありますし、明確には成長に遅い早いというものはありません。

しっかりと愛情をかけて育てれば子供は勝手に成長します。ママの仕事はそれを優しく見守ってあげることです。もっと気持ちを楽にして優しい気持ちで見守ってあげてはいかがでしょうか?