年子や、上の子との年齢にあまり差がない時に赤ちゃんが生まれる予定だと、赤ちゃん返りが心配だったりしませんか?
生まれたばかりの赤ちゃんはもちろん、手のかかることばかりなので、今までパパ、ママの愛情を独り占めだったお兄ちゃんやお姉ちゃんからすれば、自分に向けてもらえれ時間が少なくなって、寂しい気持ちになるのも分かりますよね。
でも、そんな心配はいりません。赤ちゃんも大事な家族の一員であり、お兄ちゃんお姉ちゃんも赤ちゃんに負けず劣らず大切だということを、心から伝えてあげるのです。
お腹にいる時からお兄ちゃん(お姉ちゃん)に会いたがってるよと伝えてあげる
赤ちゃんがママのお腹に出来て、だんだんお腹が大きくなってくるにつれて、ママは上のお子さんと今までのように公園で走ったり、毎日お散歩に行ったりはできなくなってしまいます。
妊娠後期には大好きな抱っこも、存分にはできないこともあるでしょう。そんな時は、赤ちゃんの絵本を読んであげて、○○ちゃんもこうやってママのお腹の中から生まれてきたんだよー、今も○○ちゃんの弟(妹)がお腹にいて、ママがたくさん動くと赤ちゃんも疲れちゃうから、少し休ませてね、などとお話ししてあげるのです。
そして、赤ちゃんも早く○○ちゃんに会いたいって言ってるよー!と、赤ちゃんがお兄ちゃんやお姉ちゃんに会うのを楽しみにしてることを伝えてあげます。
始めは分からなくても、自分に兄弟ができることを少しずつ理解してくれます。まだ、言葉があまり伝わらない年齢なら、やはり絵本などで説明してあげると、分かりやすいですよ。
赤ちゃんが生まれてもママやパパはあなたが大好きよと伝えてあげる
赤ちゃんが生まれてくる時期が近づいてくると、ママやパパは出産準備に追われます。ママがいない間の家の段取り、パパが休みが取れない時の託児所や保育園の手配、おじいちゃんやおばあちゃんへの連絡の配慮、などなど普段よりバタバタすると思います。
そんな時も、赤ちゃんが生まれてきて、ママやパパはお世話をしたり、おっぱいをあげたり、赤ちゃんに付きっきりにはなるけど、○○ちゃんが大好きで、大切に思っているよ、と伝えてあげてください。
あまりかまってあげる時間がない時は、抱っこしてあげてください。お腹に負担がかからないように、座って膝に乗せてあげるだけでも十分です。生まれてくる赤ちゃんはまだ、ヤキモチも感じません。上のお子さんがかまって欲しい時は優先してあげてください。
赤ちゃんが生まれたらスキンシップをとらせてあげる
いよいよ、赤ちゃんとのご対面です。上のお子さんからすれば、自分が赤ちゃんの時のことなどはもちろん覚えていないので、未知の生物との初対面です!ふにゃふにゃで、小さくて、泣いてばっかりで…でも、何故か可愛いく感じるはずです。
そして興味があります。ここです、ここがチャンスです!!○○ちゃんの弟(妹)だよー、可愛いねと、スキンシップさせてあげてください。
手を握らせてあげたり、頬っぺをすりすりしたり、一緒に抱っこさせてあげたり。最初は怖がるかもしれませんが、やはりだんだん可愛くなってくるのです。
ここで気を付けることは、可愛すぎてママが見ていない時でもツンツンしてしまうので、ママと一緒の時にしてね、と教えてあげるのも大事ですね。
あなたがいてくれるから助かってるよ、と言ってあげる
赤ちゃんが生ませてからは、やっぱり今までとは違い上の子にかまってあげられる時間は半分以下になってしまいがちです。その時は、○○ちゃんがいてくれてすごく助かってるよ、と伝えてあげてください。
赤ちゃんのお世話をしながらでも、上のお子さんと会話をしたり、○○ちゃんもこんなに小さな赤ちゃんだったのに、すっかりお兄ちゃん(お姉ちゃん)になったねー、と言ってあげるのもいいでしょう。
パパママとお兄ちゃん(お姉ちゃん)とのスキンシップも忘れずに
毎日、赤ちゃんが起きている時は目が離せないと思います。だからこそ!赤ちゃんが眠っている時は全身全霊上のお子さんとスキンシップを取ってあげてください。
いくらお兄ちゃん(お姉ちゃん)だと自分では分かっていても、やっぱりまだまだ甘えたい時期なので。抱っこをしてあげたり、いつも我慢してくれてありがとう、と伝えたり。
パパがいる時間帯なら、ママが赤ちゃんとの時間中なら、パパは上のお子さんとの時間を作ってあげたりなど、色々協力してもらうことも大切ですね。