子供に動画は見せるべき?依存しない動画視聴との付き合い方

様々な動画サイトの誕生により、色々な動画を手軽に見ることができるようになりました。その中で、動画を子育てに役立てているという人もいるかと思います。

しかし、1度子供に動画を見せてしまうと、キリがなくて困ってはいませんか?今回は、子供に動画を見せるメリットやデメリット、さらに動画との上手な付き合い方について紹介していきます。

子供に動画を見せるメリット

子供に動画を見せるメリットは、まず見ている間は大人しくなるということです。家で自分が忙しくて構ってあげられない時に、大人しくさせる手段として動画を見せたり、外で待ち時間にあきて騒ぎだそうとする子供をなだめるために動画を見せたりと、とても役立ちます。

子供は1つのことに集中すると、大人しくてお利口になります。そのわざを1度知ってしまうとやめられなくなるようなお母さんも多いようです。

さらに、動画を見ることは無料のことが多いです。子供の暇つぶしのためにわざわざDVDを借りに行く必要もなく、いつでも見ることができるというメリットもあります。さらに有料版の動画サイトでは、子供向けのアニメが見放題で見られるようなものもあり、様々な物を見せることができます。

子供に動画を見せるデメリット

子供に動画を見せるデメリットは、歯止めが利かなくなるということです。その場をしのぐために見せたはずの動画でも、子供はしっかりと覚えています。そういった状況に陥った時に催促してくるようになります。

さらに、自我がはっきりしてくる2歳頃の子供は取り上げようとすると嫌がることが多いです。1度楽しいと感じたものを子供が手放すのはなかなか難しいです。結果として何時間も動画を視聴することになってしまいます。

子供の頃からスマホやパソコンの画面を見ている時間が多いと、目が悪くなる可能性も出てきます。小さいうちからスマホに触れさせてしまうことで、普通よりも早いうちから自分の携帯やパソコンを欲しがる可能性があります。

動画を見ることに夢中になってしまうあまり、他の遊びをあまりしなくなって運動不足になってしまう可能性もあります。

子供と動画の付き合い方とは

子供と動画を上手に付き合わせるためには、まずは時間を限定するということが大切です。1日20分だけ、1日1回だけといったように、見る時間を制限することで子供は守ってくれるはずです。最初に約束として作っておくと、子供はある程度守ってくれるはずです。

他には場所を限定するということも効果的です。家で動画を見るとなると、延々リピートになってしまう可能性が高いです。家にいるときは常に催促される可能性もあります。そんな時は家以外の場所でだけ見てもいいという決まりを作ると良いでしょう。

例えばご飯を食べに行った時の待ち時間であったり、病院が終わった後だったり、自宅以外の場所でだけ動画を見られることにすると良いでしょう。

また、スマホ型のおもちゃを与えることで満足する場合もあります。子供は動画を見ることに夢中になっている可能性もありますが、大人が使っているスマホを使ってみたいという気持ちが勝っている可能性もあります。

その場合は、同じようなおもちゃを買い与えることによって、自分も同じものを持つことができたと満足してくれる可能性が高いです。

子供と動画は上手に付き合わせるべき

子供と動画視聴について紹介してきました。小さいうちから動画をたくさん見せるというのは、教育上あまりよくありません。

時間や場所を決めて、子供が大人しくしてくれる時間を作ることができるのはとても便利です。子供が動画依存にならないように上手に付き合っていきましょう。