子供は成長するにつれて色々な遊びや運動を覚えていくことになります。その中でも子供にでんぐり返しはいつごろからさせてもいいのでしょうか?
あまりに早すぎると、子供の体に危険が及んでしまいそうで、心配ですよね。子供にでんぐり返しを教える方法と、タイミングについてご紹介します。
でんぐり返しに興味を持つのは3歳前後
子供がでんぐり返しに興味を持つようになるのは、3歳前後だといわれています。この頃になるとだいぶ足腰も丈夫になり、遊びたい盛りになりますよね。この頃になると何となく床で丸くなってみたり、四つん這いになってみたりと色々な遊びを楽しむようになってきます。
こういった行動が増えていくことで、でんぐり返しに繋がっていくともいえます。しかしでんぐり返しは特に難易度が高いので興味を持つのが3歳前後でも、それから練習期間が続きやっと回れるようになってきます。
目安として3歳前後ではありますが、これよりも早く興味を持つこともありますし、もう少し遅くなることもあります。
小さい子供にでんぐり返しは大丈夫?
子供にでんぐり返しをさせて気になることというと、首が大丈夫かどうかということですよね。子供にとってでんぐり返しをするということはリスクが高いのではないかと思ってしまうこともあります。
回っている途中で体制を崩してしまって、首を痛めてしまうことも出てきます。さらに失敗すると顔を強打することも考えられます。でんぐり返しというのは確かにリスクが高いのですが、子供が興味を持ってやっている場合はなかなかやめさせることはできません。
そういった場合は親が教えてあげる必要があります。 でんぐり返しを正しく教えてあげることで、子供は正しい危険回避能力を身につけることができます。生活しているうえで転びそうになった時に、正しく手をつくことで顔から落下する危険が少なくなります。
でんぐり返しをさせることは悪い事ではないでの、正しい方法で教えてあげるようにしましょう。
子供にでんぐり返しを教える方法
子供にでんぐり返しを教えていくためには、まずは手の付き方から教えてあげる必要があります。手の付き方を間違えると、回ることもできませんし、危険な方法で回ってしまう可能性があります。
まずは手を両手にしっかりと付けるというところから練習していきましょう。立ちひざの状態から、四つん這いになる練習をすると、手の付き方がだんだんわかってきます。
次にでんぐり返しには足でける力が必要になります。この時指先を使うことになるので、足の指でける力を付ける練習をしていきましょう。この時に効果的な事が、つま先立ちです。つま先で立つ練習をすることで、回転する時に必要な足の力を養うことができます。
手のひらと蹴る力の特訓ができたら、次はサポート付きで逆立ちの練習をしてみましょう。まずは回ることに慣れる必要があります。
でんぐり返しをサポートしながら行うのは難しいので、逆立ちをサポートしてあげながら行いましょう。まずは子供に四つん這いになってもらい、その状態で足を持ち上げてみましょう。
これを繰り返していくことで、前に回ることの感覚を掴むことができます。逆立ちから前周りに行くことができるように、足を掴んであげてタイミングを計ってみると良いでしょう。
でんぐり返しは親が教えてあげて
子供のでんぐり返しについてご紹介しました。子供にでんぐり返しはやらせない方が良いのではないか?と考えがちですが、子供が興味を持ったものを抑制してしまうと隠れて試している可能性があります。
そうなると本当に危険なので、親が正しいやり方を教えてあげるようにしましょう。