子育てをしていると、自分の子供は流されやすく自分がないような気がする…と心配することはありませんか?
これから先たくさんの人と接する機会の中で、主体性と協調性というのはとても重要になります。人間関係がうまくいく子供に育てるためにも、主体性と協調性を身につけるコツについてご紹介します。
協調性と主体性とはどんなものか
協調性と主体性は、人間関係においてとても大切な事になります。社会に出る上でも大切な事になってきます。協調性とは、周りの意見を聞きながら何かを成し遂げるということです。主体性とは、自分の意見を中心として考えるということになります。
協調性というのは社会に出てからもとても大切な役割をしますよね。学校でも協調性がないと浮いた存在として扱われてしまうこともあります。
協調性はあっても主体性がないというのが、流されやすい人ということになります。周りに会わせることはできるけど、自分の意見を言うほどの勇気はなく、いつも流されてしまうような人のことです。
協調性も主体性もどちらも生きていく上で欠かせない能力なのです。
勘違いされやすい協調性と主体性
協調性と主体性とは、生きていく上で身につけていかなくてはならない能力ですが、この2つは非常に勘違いされやすいです。
まず協調性です。協調性というのは周りの人の意見を尊重し協力することであって、周りの人にただ合わせることとは違います。
そして協調性がないように見られたくないので、自分の中にある主体性を隠してしまう人がとても多いです。主体性は悪者で協調性が良い人のような考えを良くされています。
実際にはこれは間違っています。これらはどちらが多くても少なくてダメです。どちらもバランスよく持っていないと、本当の社会性というものは身につかないのです。
例えば協調性が高くて主体性が低い人は、流されやすくなるほかにも、自分の意思を持てない人になります。そうなると社会ではリーダーにはなれませんよね。
反対に主体性しかない人はただのわがままになります。そうなるとどんな話し合いもスムーズに進んではいないですよね。こういったことが何度も続いてしまうようになります。
協調性が欠けてしまうとわがままになり、主体性が欠けてしまうと流されやすくなります。さらに浮きたくないと思えば思うほど、自分の中には何もなくなってしまうのです。
協調性と主体性を育むには
協調性と主体性を育むには、小さい頃から意識させていかなくてはいけません。協調性を育むには、保育園や幼稚園などの集団での行動を体験する必要があります。こういった体験は保育園から長年続いていくことになります。
ある程度の協調性は学校などで学ぶことができるはずです。問題なのは主体性です。これは社会を知っていけば知っていくほど、少なくなってしまう人がとても多いです。自分の意見を言いたくても言えなくなってしまうと、一生主体性を育むことができなくなってしまいます。
周りの目を気にしないこと、自分の意見をはっきりということ、ということに関しては親が教育方針として伝えていきましょう。失敗しても恥ずかしくない、自分が思うようにやってみればいい、というように自分から前に出るための、勇気になる言葉をかけてあげてください。
協調性と主体性はバランスよく必要
協調性と主体性についてご紹介しました。協調性も主体性も子供にとってなくてはならないものです。
この2つをしっかりとバランスよく育んでいくことで、子供の一生が決まっていくことになります。主に主体性を無くすことのないように、しっかりと教育していきましょう。