自分の子供は本当にいい子ですか?都合のいい子になっていませんか?子供にとって将来の危険性が高いのが、この都合のいい子になります。
都合のいいことは、親が作り出した偽物のいい子になります。都合のいい子といい子の違いについてご紹介します。
いい子の定理って?
誰もがいい子で会って欲しいと思う親はたくさんいるはずです。しかし実際にいい子というのは、どういう子供のことを言うのでしょうか?成績が良ければいい子でしょうか?親の言うことを聞いてくれる子がいい子でしょうか?
下の子の面倒を見てくれる子がいい子でしょうか?1人で大人しく遊んでくれる子がいい子でしょうか?こういったいい子と呼ばれる子供たちは、すべて親の都合のいい子だということに気づきましたか?
成績が良ければ将来いい大学や会社に入れる、言うことを聞いてくれるのも、面倒見が良い事も、すべて親にとっての都合のいい子ということになりますよね。
いい子の定理って何なのでしょうか?親の言うことを聞くからいい子だというわけではない、親の都合のいい子だからいい子で、都合の悪い子だからいい子じゃないというわけではない、ということを理解しましょう。
都合のいい子だけ可愛がるのはおかしい!
うちの子もいい子になって欲しい!と思う親はたくさんいますが、それは都合のいい子だという意味になります。親にとって手がかからないのが、本当にいい子だとは限りません。
親の都合のいいように動いてくれる子供だけがいい子で、そういう子だけをかわいがるということ自体がおかしいのです。
子供はそれぞれ自分の感情を持っていて、自分のしたいことをします。親のエゴで何から何までさせてはいけないのです。子供が自分のしたいことをしたいといっただけで自分勝手だというのは、おかしい話ですよね。
しかし、いい子の定理で言うと、こういった自分のことを主張する子供が悪い子という認識になっているようなのです。
自分のことを主張しても、子供は悪い子ではありません。いうことを聞いてくれるからいい子ではありません。どちらの子供の声にも、しっかりと耳をかたけてあげるようにしましょう。
子供の本当の感情を見つけてあげよう
子供がいい子なのは、親にとって都合がいい子だからです。しかし、子供が都合のいい子になっているのは、親が無理矢理そうしている可能性もあります。子供が勝手に都合のいい子になるということは、ほとんどありません。
必ず子供が都合のいい子になってしまうきっかけがあったはずです。都合のいい子になるということは、親に褒められたいという一心で自分の気持ちを我慢しているということになります。
気持ちを我慢しながら生きるのって、とても大変な事なのです。親の為に自分を抑えているなんて言うことは、本当に可哀そうな事ですよね。もしも、自分が子供に都合のいい子を押し付けていたとしたら、今すぐそれをやめてあげましょう。
子供にはいい子といわれること自体がプレッシャーになっている可能性もあります。子供の考えていること、本当の感情をしっかりと見つけてあげるようにして、すぐにでもいい子ではなく、本当の自分を見せることができるようにしてあげましょう。
いい子は都合のいい子で全然いい子じゃない!
子供のいい子と都合のいい子についてご紹介しました。いい子はいい子ではなく、都合のいい子だということなのです。知っていましたか?
子供は子供らしくていいんです。わがままで良いんです。今まで我慢していた我が子の気持ちがあるかもしれないので、プレッシャーのようにいい子になれとは言わないようにしてください。
これから自分をさらけ出すことができるように支えてあげてくださいね。