メインで子育てをしているママにとって、子供にたいする愚痴やストレスは吐き出す場所がなかなかなく、自然とパパに言ってしまうものです。
ちょっとした愚痴ならパパも聞いてあげることができるでしょうが、あまりにもひどい愚痴や文句だと心配になってしまいますよね。また子供に対してついつい怒鳴ってしまうママの態度にも心配になってしまうのではないでしょうか?
そこで今回は、ママが子育ての愚痴や文句をいうときの正しいパパの対応をご紹介しましょう。
息抜きする場所を作ってあげる
子育てをしていると24時間ずっと子供の面倒をみていないといけません。子育ては楽しいことだけではなく、イライラすること、うまくいかないこと、悲しいことなど様々な感情が分刻みでコロコロと変わる嵐のような日々です。
そんな感情が目まぐるしく変わる状況にずっと居続けるとママも疲れてしまうのは当然ですよね。そんな24時間子育てをしているママには定期的な息抜きが必要です。正直、月に1回の息抜きなんかじゃ足りません。できれば1週間に1回は一人になる時間が欲しいと感じているママがほとんどなのです。
そんなママ達は文句をいったり愚痴をいうことで心の安定を保とうとしているのです。そんな子育てに追われて息抜きをする暇もないママには、息抜きをする時間をしっかりと作ってあげることが大切です。
仕事が忙しくてそんなことはできない。気持ちは非常にわかります。休みの日くらいゆっくりしたい。パパの気持ちすごくわかります。でもママだって休みたいです。
そのため休みの日は交代で子供をみるようにするなど、とにかくママにもゆっくりとさせてあげる時間を作ってあげましょう。
子育てができなくても、家事を代わってあげたりするだけでも、ママの自由時間を作ることはできます。1時間だけでも一人で何もせずにボーっとできる時間を作ってあげてはいかがでしょうか?
子育てを手伝うのではなく、主役になる
パパを見ていると「子育てを手伝ってあげている」「家事を手伝ってあげている」というパパの話をききますが、子育てを手伝ってあげているという言い方に不満を持っているママも多いようです。
というのも、子育ては本来夫婦で協力して行うもののため、パパは子育てに参加しているという感覚ではなく子育ての主役であるべきなのです。
しかし仕事の関係でどうしても子育てまで手が回らないため、ママがメインで子育てをしているだけなのです。そんな子育てはママがするべき仕事だという思いが強いため、愚痴を聞いていても何だか他人事に感じてしまうのではないでしょうか?
そんなパパには、子育ての愚痴を他人事ではなく自分に関係していることだと認識を変えて話を聞いてみましょう。きっとママの愚痴が嫌だという感情が抑えられるはずですよ。
ママを癒してあげる
ママは愚痴をいうことでどのような効果を期待しているのか考えたことはありますか?悩みの解決?子育てへのアドバイス?もちろんそれもあるでしょうが、子育ての愚痴をいうママの多くは子育ての愚痴をいうことで癒されたいと考えているのです。
子育ての愚痴を言ってスッキリすることで明日から新たな気持ちで育児を行いたい。そんな思いから愚痴を言っているのですから、パパができるのはママをねぎらい癒してあげることです。
ママだってヒトですから、たまには誰かに褒められたり感謝をされたいはずです。いつも頑張っているママを癒してあげるように心掛けましょうね。
パパができるのはママの話を聞いてあげること
ママが愚痴を言っている時にどうすればいいのかわからない、そんな悩みを抱えるパパは多いですが、ママからすれば特に何かをしてほしいと思っていないことも多いはずです。
ただ誰かに話を聞いてもらいたい、そんな思いから愚痴を言っているのでパパはママの愚痴に真剣に耳を傾けてあげるようにしてあげましょう。