ベビーが6ヶ月を過ぎた辺りから食べさせ始める離乳食。パクパク食べる様子が嬉しい反面、調理に時間がかかったりワンパターン化しがちなのがママの悩みでもあります。
欧米では離乳食の定番としてポリッジというものがあるのをご存知ですか?今回はそんなポリッジの魅力に迫ります。
欧米での離乳食の定番ポリッジとは?
ポリッジとは日本でいうおかゆのようなもので、欧米ではベビーのみならず大人の朝食としても定番です。日本でも近年ダイエットや美容効果が高いことから女性をターゲットに注目されつつあります。
おかゆと大きく違うのはお米ではなくオートミールとミルクを煮込んで作るという点です。ほんのり甘くて温かい寒い時期に食べればほっとする、優しい家庭の味です。
ポリッジのバリエーションは?
ポリッジにはオートーミールのみならずさまざまな原料で作ることができるのが特徴的です。代表的なのがコーンミールで作られたコーンミールポリッジやピーナッツを原料としたピーナッツポリッジなどです。
ただしコーンミールは便秘になりやすく、ピーナッツはアレルギーを持っている人もいるため、ベビーに食べさせる離乳食としてはオートミールポリッジが向いています。
オートミールポリッジの長所は?
そもそもオートミールとはオーツ麦を潰したり砕いたりして食べやすく加工したものを指します。日本でも人気のシリアル、グラノーラの中にも含まれていることが多いです。
オートミール自体の栄養価がとても高く、ビタミンやミネラルに食物繊維が豊富です。またコレステロールを低下させる役割や鉄分を多く含んでいることで貧血の予防に、腹持ちのよさからダイエット効果も高く、大人にとってもスーパーフードと言えます。
ミルクと混ぜてオートミールポリッジにすることで、柔らかくなりベビーでも食べやすくなります。また粉ミルクや離乳食を食べ始めて便秘気味の赤ちゃんには消化もよく最適です。作り方もとっても簡単なので離乳食作りが大変なママにとっても強い味方になってくれます。
オートミールポリッジ作り方は?
オートミールポリッジはポリッジ用に売られているオートミールを使って作るのが一般的です。欧米ではスーパーマーケットに行けば、ポリッジが並んだ棚が設けられていますし、離乳食コーナーにもベビー用のオートミールポリッジが必ず販売されています。
大人は牛乳と混ぜて作りますが、ベビーには牛乳の代わりに粉ミルクを使います。日本では1歳ごろまで牛乳を避けるべきという小児科医もいるので、その点でも安心です。
詳しい作り方や食べさせる目安量などは購入したポリッジ用オートミールに記載されているので、参考にできます。
ベビーがノーマルなオートミールポリッジに慣れてきたら、バナナを潰して加えるのもおすすめです。甘さが際立ちベビーも喜んで食べてくれるはずです。
オートミールポリッジ日本での購入場所は?
日本では欧米のようにスーパーや薬局などでポリッジ用のオートミールが販売されておらず手軽に購入できないのが短所でもあります。そこでおすすめなのHolle(ホレ)のオンラインショッピングサイトです。
Holleはスイス生まれのベビーフードメーカーで、無農薬無添加のオーガニック製品を取り扱っています。日本でも公式オンラインショップを展開しており、ポリッジも販売しています。
オートミールポリッジに加え、ライスや古代穀物のスペルト、バナナ&セモリナなど珍しい種類のポリッジを購入することができます。
またポリッジの他にもミルクシリアルや日本でもよく見かける野菜ペーストの瓶詰めなど、バラエティ豊かなラインナップが魅力的です。
ポリッジで毎日の離乳食に変化を
簡単に作れて栄養満点の離乳食ポリッジ、参考になったでしょうか?毎日同じような離乳食でベビーも飽き気味そんな時はぜひポリッジを試してみてください。新しい味を楽しんで食べてくれるはずです。