イヤイヤ期の子供は何でも自分ですると言って聞きません。一人でご飯を食べる!一人で歩く!一人で階段を下りる!自分で何でも決める!自分で、自分が、自分を!と、何でもやりたがるので、物事がなかなか前に進まず困っている方も多いのではないでしょうか?
そんな、イヤイヤ期の子供によくみられるのが「自分のお気に入りの服以外に着たくない」というこだわりです。
洗濯中だろうと、汚れていようと、濡れていようと関係なく、お気に入りの服じゃないと出かけたくない!と駄々をこねる子供についついイライラしてしまいますよね。今回はそんな、お気に入りの服ばかりを着たがる子供への対処法をご紹介しましょう。
着る服を押し付けられているようで不快
イヤイヤ期の子供はママのいうことを聞くのに拒否感を覚えるものです。これをしなさい、あれをしなさいと言われたら反射的に嫌だと言ってしまう傾向にあります。
それは着る服についても例外ではありません。ママがせっかく出してくれた服でも、子供からすれば「勝手に決められた」「押し付けられた」と、感じてしまい「ママが決めたものじゃなくて自分のお気に入りの服じゃないと嫌だ!」と、いう心理に陥ってしまうのです。
そんな着る服を押し付けられたことに拒否感を示している子供にできることは、服を出してあげるときは1枚だけではなく常に3~4枚ほどを出してあげるようにして「どの服がいい?」と、選ばせてあげるようにしましょう。
そうすることで子供も自分で服を選んだという満足感を得ることができますので、スムーズに着替えてくれる可能性が高くなります。ぜひ、お気に入りの服しか着ない子供には選択肢を与えてあげるようにしましょう。
服の素材や着心地が気に入らない
服の素材や着心地が気に入らないから、差し出された服を拒否してお気に入りの服を着たいと訴えているのかもしれません。
または、お気に入りの服の生地や肌触りがとってもよく、自分で服を着るのも着やすいからお気に入りの服ばかりを着ようとする場合もあります。
子供があまりにも服を拒否する場合は、服のサイズや生地の素材を念のためにチェックしてみましょう。もしかしたら、お気に入りの服以外が小さくなっていて苦しかったり、通気性が悪い素材の服が原因で服を着るのを拒否することに繫がっているかもしれませんよ?
話を聞いてあげる
イヤイヤ期は、ママに言われたから嫌、何となく嫌、気分じゃないから嫌というどうしようもない理由で拒否をする場合もあります。
そんな子供に対して、「いいかげんにしなさい!」と、イラっとしてしまうこともあるでしょう。しかし、そこで怒りに任せて子供を怒鳴りつけてしまっては、子供が余計かたくなになってしまうこともあります。
そうなってしまっては余計にイライラしてしまって・・・と、悪循環に陥ってしまうことも考えられます。そのような事態に陥らないためにも子供が嫌だと拒否をしてきた場合は、まずはお話を聞いてあげるようにしましょう。
「なぜ嫌なの?」「なぜこれじゃないと嫌なの?」と、責める口調じゃなくて優しく話を聞いてあげる姿勢を見せてあげましょう。
そうすれば子供も落ち着いてお話をしてくれるはずですし、子供も自分の話をママが聞いてくれたという事実に満足感を得られるはずです。子供があまりにも服を着ることに拒否をし始めたら、一度落ち着いて話を聞いてあげるようにしましょう。
お気に入りの服しか着ない子供の気持ちを汲み取ってあげよう
お気に入りの服しか着たくない!とこだわりを持つ子供に対してイライラしてしまう気持ちは、とてもよくわかりますがまずは何故そのような訴えを子供がするのか、気持ちを考えてあげるようにしましょう。
そうすれば、子供とどのように向き合うべきか対処法が見えてくるはずですよ。