2018年に開催された第23回オリンピック冬季競技大会。この大会で一躍有名になった競技といえば、「カーリング」ですよね。
皆さんは、オリンピックで有名になるまでカーリングという競技を知っていましたか?知っていたとしても、やってみたいと思ったことがある人はいますか?
おそらく、大半の人がカーリングという名前は聞いたことがあるけど、そこまで深くカーリングを知りたいと思ったことはないのではないでしょうか。しかも、カーリングってどこで体験できるのかもわからず、全く身近に感じませんよね。
今回のオリンピックでは日本代表のLS北見が銅メダルを獲得し、日本中が歓喜しました。それを見て、自分の子供にもカーリングを体験させたい!と思った人は多いのではないのでしょうか。
ニコニコ笑顔で楽しそうに、だけど激しく戦っている選手を見て、自分もやりたい!と思ったお子さんも多いはずです。今回は、お子さんでも気軽に体験できるカーリング施設などをご紹介します。
平昌五輪で大注目されたカーリングってどんな競技?
カーリングとは、氷の上で行われるウインタースポーツで、氷上のチェスと呼ばれています。なぜチェスなのかというと、カーリングは見た目によらず高度な戦略が必要な競技だからなのです。
他のスポーツとは違い、どのような戦略で戦うのかマイクを通して選手の口から伝わってくるのも、観客としては楽しめるスポーツですよね。
カーリングは、リード、セカンド、サード、スキップの4人ずつ2組で、交互にストーンをハウスと呼ばれる円形の的に向かって投げ、ストーンの速度や方向をブラシで氷上を掃きながら調整し、止まった位置が円の中心に近ければ近いほど高い得点となります。
選手が投げているストーンは1つあたり約20kgという重さ。LS北見のスキップである藤澤五月さんはストーンと同じくらいの体重だった頃からカーリングを楽しんでいたそうです。
カーリングが気軽に体験できる場所とは
カーリングは氷の上で行われ、また試合に使用されるシートを借りなければいけないため、気軽に体験できるスポーツではないと思ってしまいます。ですが、東京には小学4年生から体験できる「東京カーリングクラブ」があります。
ここでは、定期的に体験イベントを行っているので、ちょっとでもきになる人は見に行ってみると良いですよ!学生証を持っていれば1,000円で体験できるので忘れずに持っていくようにしてくださいね。
千葉県に住んでいる人は、県内唯一のカーリング施設の予約状況を確認してみてくださいね。毎月一度、初心者講習会を開催しているので、とりあえず子供に体験させてみたい時にオススメの施設です。
また、カーリングはウインタースポーツですが、夏にLS北見の本拠地である北海道で体験したい!という方は、どうぎんカーリングスタジアムという、全国初の通年型屋内施設がお勧めです。ここでも初心者向けに教室が開催されているので、家族で体験してみるのもいいかもしれませんね。
LS北見が普段練習している場所はアドヴィックス常呂カーリングホール
やはり、オリンピックで銅メダルを獲得したLS北見の本拠地で体験したい!という熱心な方は、北見市常呂町ニアるアドヴィックス常呂カーリングホールで体験してみてください。
カーリングに使われる氷上にはペブルと呼ばれる氷の粒が作られ、それがあるからこそストーンが前に進むのですが、ここには、このペブルをつくる達人がいるため、国際大会が開かれたり、海外から練習に来る選手がいたりと、とにかく本格的なシートが用意されているのです。
もしかしたら、普段から練習しているLS北見のメンバーに会うこともできるかもしれませんよね。子どもに本気でカーリングに興味を持って欲しい!と思っているのであれば、競技で使われる本物のカーリング場を見学がてら体験してみるのも良いかもしれませんね。
もちろん、体験することも可能。その時には長野オリンピックに出た選手や、男子カーリングの選手が教えてくれる可能性もあるかもしれません!?
幼少期からやっていれば、将来オリンピアも夢じゃない?
いかがでしたか?今回は驚くほど有名になったカーリングというウインタースポーツについてご紹介しました。
冬季オリンピック開催後、様々な番組で選手たちが取材され、ドキュメンタリーやエンタメに登場していますよね。どの取材内容を見ても、やはり選手たちは幼少期からその競技に憧れ、学生時代にはすでにオリンピックを目指しているのです。
幼少期からすぐそばにその環境があれば良いのですが、基本的には親が習い事として用意してあげなければ子どもの関心は向きにくいもの。子どもが興味を持つか、持たないか、まずは気軽に体験できる都心のカーリング場に足を運んでみてはいかがでしょうか。