日々の炊事、洗濯に重ねて育児や仕事、毎日この繰り返しで疲れていませんか?眠っても疲れがとれない、そんな日が続いていませんか?
常に気が張った状態で休む間もないと、突然体調を崩して疲れがどっと出てしまうことがありますよね。体調を崩してもなかなか休めないのが母親の辛いところです。
自分の体調管理の為にも、ゆっくり休んで疲れを取りたいところですね。そんな方におススメなのが瞑想です。瞑想というとなんだか重々しいイメージがありがちですが、眠る前に瞑想をすることで深く質の良い眠りができることで人気が出てきています。
ただ瞑想にはたくさんの種類や方法があり、色々なものを試しながら自分に合った方法を続けていくのがよいでしょう。今回は初心者の方向けの簡単なポイントを紹介します。
姿勢
まず瞑想をするにあたって大切なのが姿勢です。座り方はあぐらのように足を組んだり、足の裏を合わせて座ったり、膝が痛い人は少し足を開いて椅子に座っても構いません。
ただ骨盤の上にお腹をしっかりとのせるイメージで、お腹を反らせず膨らませずに体をまっすぐに起こし、背筋を伸ばして座りましょう。
肩の力を抜き、手は膝の上で手のひらを上に向けて力を抜きます。ソファの人は自然に手を横に開いて手のひらを上に向けてソファの上に置きましょう。
呼吸
瞑想においてもう一つ大切なのが呼吸です。この呼吸を意識して集中することで、頭の中の雑念を取り除いていきます。まずはゆっくりと鼻から息を吸い込みます。この時少しお腹を膨らませてお腹に空気を溜めるイメージをしてください。
いっぱいまで吸い込んだら、ゆっくり少しずつ鼻から息を吐いていきます。最初は口から吐くのでも構いませんが、慣れてきたら徐々に鼻から吐く方に切り替えましょう。
一気に吸い込んで一気に吐くのでは意味がありませんすべての呼吸をじっくりと行うことが大切です。吐く時はお腹をぺたんこにするくらい、もう息を吐くのは限界というところまで息を吐いてください。
考え事をなくす
毎日の仕事や育児、上手くいかなかったことなどが頭の中でぐるぐるしていませんか?そんな考えもすべて瞑想中はなくしてしまいましょう。
人はいつも忙しくしていると、何かを考えながら「次はあれをしよう」「もっとこうすればよかった」と頭もフル回転で稼働させています。
疲れる原因はここにもあるのです。何も考えず「無」になる時間が人には必要です。疲れている時はなおさらですね。最初は瞑想をしていてもなかなか無になれない人もいるでしょう。しかし繰り返していくことで、「無」になれる時間が長くなっていきます。
頭の中をリセットしてみれば、難しく考えていたことが単純なことだったり、そんなに重要なことではないかもしれないと気づくこともあるでしょう。
瞑想アプリも試してみる
便利なもので、瞑想アプリなるものもたくさん出てきています。眠りながら瞑想するというものもあり、そのアプリを利用しながら瞑想するとすぐに深い眠りにつけると評判もいいようです。
リラックスできる音楽と共に瞑想するので、呼吸もしやすく落ち着きます。初心者の方はこのアプリから試してみてもよいかもしれませんね。
誰だって疲れている
「自分はそんなに疲れていない」と思っていても、実は疲れが溜まっていることに気付いていないだけという場合もあります。
仕事や育児、人間関係など私たち人間は生きている限り何か必ず悩みを持っています。瞑想をすると、そんな自分にも気づくことができるのです。
最初は5分程度から初めてみて、少しずつ時間を増やしていってみてください。「無の時間」を作ることで、新しい自分に気づくことができるかもしれません。